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店舗の内装に使うインテリアを選ぶコツとは?業種別にポイントを紹介

店舗の内装に使うインテリアを選ぶコツとは?業種別にポイントを紹介

店舗の内装に使うインテリアは、コンセプトや壁・床のデザインと統一感を出すことが重要です。

代表的なインテリアとして、テーブルやイスがありますが、種類が多くて迷います。

使っていて心地よくても、店の雰囲気に合うデザインでなければ採用できません。

では、内装に合うインテリアはどのように選べば良いのでしょうか。

選ぶコツと、業種別に抑えたいポイントをお伝えします。

店舗の内装に使うインテリア

店舗の内装に使われるインテリアは数多くあります。

テーブルやイス、展示に使うショーケース、店舗の雰囲気を決める植物などがその例です。

大きな家具から小さな飾りまで、すべてが内装に使うインテリア。

どのような場面で使われるのか、どんな店舗に取り入れると良いのかを紹介します。

テーブル・イス

テーブルやイスは、店の中でゆっくり過ごしてもらう場合に必要です。

◆飲食
◆展示
◆商談
◆打ち合わせ
◆デスクワーク

といったさまざまな場面で欠かせない必須アイテム。

飲食店はもちろんですが、契約に絡む不動産や自動車関係の店舗にも置いてあります。

書類を書いてもらうためにはテーブルが必要です。

商談で話すときには、長く話を聞いてもらいたいので、座ってもらうことも必要。

パソコンを使って仕事をする場合も、パソコンを置くテーブルと、楽な姿勢で作業ができるイスがあればはかどります。

展示では、雑貨やアートなどのテーブルよりも小さいアイテムを飾るときに使います。

家でも、花瓶やディフューザーなど、部屋のアクセントとなる家具を置いている人もいるのではないでしょうか。

ベッドルームのサイドテーブルは代表的な例です。

どの業種でも、店舗のなかでゆっくりと過ごしてもらうためには、テーブルとイスの設置は検討すべきでしょう。

ショーケース

ショーケースは店舗ならではのインテリアです。

ケーキなどのスイーツのディスプレイはもちろん、フィギュアや時計のような高価な商品を展示するのに使います。

ショーケースのなかは、光や温度調節がしやすく品質が保ちやすいのが特徴です。

そのため、さまざまな業種でショーケースが使われています。

ケーキショップ:商品の乾燥を防ぐホコリやチリなどから商品を守る
フィギュア店:客が触って壊れてしまうのを予防する空気に触れて経年劣化を防ぐ
時計店:指紋がついて商品が汚れないようにする防犯防止のため

商品を陳列するだけでなく、見た目や衛生面も管理できるのが特徴です。

売り物として気配りがされている、衛生的だと感じてもらえる、高級感を出せるなどのメリットもあります。

店舗内に商品をディスプレイとして置く場所を設ける場合は、ショーケースの導入がおすすめです。

植物

植物を飾ることで、店内の雰囲気をやわらかくできます。

壁や床が白く無機質な店内でも、植物を飾ることであたたかみが感じられる室内に変わります。

特に、女性をターゲットにしている店舗を開業予定・営業している人にとっては植物は欠かせません。

空間の中に、やすらぎやあたたかさ、やさしさを出してくれることが魅力のひとつ。

木目調やライトブラウンのテーブルなどと合わせると、一層ナチュラルな空間を作ることが可能です。

ナチュラルな内装は、男女ともに好印象を持ちやすく、入店しやすい印象を与えます。

カフェや雑貨店など、人々がふらっと入ってくれる狙いを持つ店舗は、取り入れると良いでしょう。

女性客やカップルでの入店を狙えると、SNSでの話題性も集客に反映できます。

大きな植物は店のシンボルに、小さな植物はテーブルのアクセントとして置けます。

片方でも良いですし、大小の両方を取り入れても良いです。

絵画

絵画を取り入れるのも良いです。

絵画は、店舗のセンスが大きく反映されるアイテムでもあります。

無機質な店内に1つ大きな絵画があるだけで、雰囲気はガラリと変わります。

全体でアーティスティックな内装にできるので、狙う年齢層は20代~30代などに絞ることも可能。

席ごとや壁ごとに小さめの絵画を飾るのも工夫のひとつです。

カフェやベーカリーのイートインスペースなどでよく見る内装で、店の雰囲気と合っている絵が飾られています。

有名な画家が描いた絵ではないことが多く、雰囲気に合っていれば真剣に眺めることはしないかもしれません。

しかしそれが、心地よい秘訣。

コンセプトや理想の雰囲気によってタッチの違う絵画を組み合わせると、唯一無二の店内になるのでおすすめです。

芸術的な店内や、アートを販売・展示する店舗として使う場合に使われる絵画。

飲食店や美容院の店内、病院の待合などに使っても、雰囲気を和やかにできるので良いでしょう。

インテリアとして選ぶ条件

インテリアを選ぶ条件として、以下の4つがあります。

  • 長く使える家具
  • 実用性のある家具
  • 壁や床の色と統一感を出す
  • 導線を邪魔しない

店舗の内装として使うインテリアは、お気に入りの家具だけではいけません。

客が店内で過ごす時間が心地よい時間となるように配慮することが必要です。

長く使える家具を選ぶ

長く使える家具を選ぶことは、最初に重要視して選びたいポイントです。

同じ家具を長期間使うことは、コストパフォーマンスが良いことにつながります。

短期間に何度も買い換えなくて良いので、経費や維持費としてかかる金額を減らせます。

家具はひとつにかかる金額が大きいです。

店舗に置く家具ならばなおさら、性能の良い家具を置きたいところ。

事務所のような場所ならば、事務イスでも良いかもしれません。

しかし、座ってもらう、食べてもらうなど店内で過ごしてもらう業種ならば、椅子に座る頻度も考えておきましょう。

人が座る機会がたくさんある業種では、イスやテーブルは買い替えの多い家具です。

買い替えが少なければ、インテリアにかける費用も少なくて済みます。

そこで抑えておきたいのが質の良い家具。

質の良い家具は、長期間使用できてコスパが良いです。

店舗で使う家具だからこそ、質が良く長く使える家具を選びましょう。

実用性のある家具

実用性のある家具を選ぶことも重要です。

実用性がある、すなわち使える家具を選ぶこと。

デザインが気に入っていても、オブジェのように飾るだけではもったいないです。

空間のアクセントとして、観賞用などで配置するのであれば良いでしょう。

しかし、使用するために配置するのであれば、デザインよりも使いやすいかを重視することをおすすめします。

  • 座り心地のよいソファー
  • 高さのちょうどよいテーブル
  • 空間を圧迫しない観葉植物や絵画

などです。

使い心地は実際に使ってみないとわからない部分もあります。

それでも、家具を実際に見て決める場合には展示されている家具に触れてみるなどの工夫ができるでしょう。

家具を見に行く時間がない場合には、以下の選択肢もあります。

  • 口コミを参考にして家具を選ぶ
  • 現在も使っている家具を継続して使う

などです。

実用性があるか、使いやすい家具かを検討して導入すると良いでしょう。

壁や床の色と統一感を出す

壁や床の色と統一感を出すことで内装の一体感を出すことができます。

家具を個々に、気に入った色で集めても、統一感がありません。

服のコーディネートのように、〇〇系などで分類されることの多いインテリアは、統一感も過ごしやすさにつながるポイントです。

壁や床が白ならば、ナチュラルやホワイトを基調とした内装。

茶色や黒であれば、シックやモノトーンなどで統一することでまとまりのある室内が完成します。

ショップや雑貨などの、商品を売る店として使うのであれば、白やパステルカラーを取り入れた柔らかい雰囲気を出すとおすすめです。

事務所やオフィスとして使うのであれば、社風や業種に合わせてテーマを決めても良いでしょう。

このように、壁や色と家具との統一感を出すことも重要なのです。

導線を邪魔しないインテリア

導線を邪魔しないインテリアを取り入れることで、働きやすい店舗を作ります。

導線は、店舗にいるすべての人が関わってきます。

大きな家具で中心を塞ぐことで、客が遠回りをしなければいけない店内は動きにくいです。

客が多く訪れたとき、遠回りをしなければいけないことで、客同士が通りにくくなる可能性も考えられます。

これでは店内をゆっくりと見てもらうことができません。

美容院を例に見てみます。

美容院は、シャンプーやカットで店舗の中を移動することが多いです。

移動のときに、一方通行や通路が狭いと感じる原因になるので、導線は考えて家具を配置しましょう。

<あわせて読みたい>

【業種別】取り入れたいインテリア

店舗の種類は数多くあります。

自分が開業する店舗にはどのインテリアが似合うのか、わかりませんよね。

そこで、業種別に取り入れたいインテリアを紹介します。

今回は、飲食店・美容院・雑貨店の3つをピックアップしました。

飲食店

飲食店では、イスとテーブルは必須です。

客に食事をしてもらうイスとテーブルは、店舗の広さに合わせて準備をしましょう。

飲食店において、特にイスは消耗品になりがちですが、予備の購入は余裕があればでかまいません。

保管する場合も場所を取ります。

カトラリーセットや食器のように、頻繁に何度も必要になるものではないので、必要になったら再度購入で良いです。

再度購入する場合は、これまで使用していたものと同じデザインやメーカーであるか確認しましょう。

もし、廃盤や生産終了などで販売されていない場合は、似ているデザインを購入することになってしまいます。

ほんの少しの色の違いなどで、統一感が崩れやすいのがデメリット。

安価な家具を購入し、頻繁に変える可能性があるならば、あらかじめ数種類の家具を導入しておくことをおすすめします。

美容院

美容院は、客が座るイスが必須です。

大きな鏡とテーブルになる台のあるドレッサーや、機材を運ぶワゴンも欠かせません。

なかでも、イメージとして浮かびやすいのがイス。

きれいにそろった並びで、同じイスが並んでいるのを目にします。

長時間座っているので、座り心地も妥協できないポイント。

美容院は、店舗の見た目がきれいでないといけません。

内装も白やナチュラルで作られていることが多いです。

清潔感やリラックス、入りやすさを重視した内装と言えるでしょう。

雑貨店

雑貨店ではナチュラルな内装が多く使われています。

壁や床、商品を陳列する棚を木や木目調で統一しているイメージはないでしょうか。

ターゲットは女性がメインなので、やさしく店の中に入りやすい印象を求められます。

ナチュラルは、昼間の光と相まってやわらかい印象を与えてくれます。

夕方には、照明をあてることで昼間とは違い、高級感や特別感を感じられる店内になるでしょう。

まとめ

店舗のインテリアに使われる家具は、たくさんあります。

個数も多く必要です。

さらに、家具を選ぶときに大切なことが4つあります。

  • 長く使える家具を選ぶ
  • 実用性のある家具を選ぶ
  • 壁や床の色と統一感を出す
  • 導線を邪魔しない家具

業種別に取り入れたい家具は違いますが、初期費用でまかなうには費用が高くなりがちです。

そんな店舗に使うインテリアですが、内装費用として安く手に入れられる方法があります。

方法とは、内装工事費用としてリースで支払うことです。

内装工事費用として計上することで、毎月定額の支払いでインテリアを使えます。

所有権は自分自身なので、購入して使うのと感覚は変わりません。

初期費用がグンと抑えられ、手元に資金を残したまま開業できるのもメリット。

運転資金として使うことができるので、長い経営が可能です。

ぜひ、内装工事リースの利用も検討して考えてみてください。

内装工事リース株式会社