借りやすいタイミングは設備投資のタイミングしかない。

出店した後に運転資金で借りようとしても貸してくれません。

なぜならば、銀行からすると「日々の売上で賄えるはずですよね?」
と考えるからです。

つまり出店後は借りることは難しくなります。

だからこそ、設備投資(内装工事や設備購入)が発生するタイミングで借りれるものは借りておくべきなのです。

経営は総額コストよりも手元キャッシュが必要です。

その理由は、設備投資を行うとその後、ほとんどの場合初月は赤字からスタートします。

赤字から黒字転換するのに気合と根性で乗り切れるのであればいいのですが、
そういうわけにはいきません。

必要なのは手元資金です。

手元資金に余裕があれば、赤字期間を乗り越え黒字転換するまでチャレンジし続けられます。

利益が出れば、かかった金利コストは回収できます。

経営のポイントは総額コストがあがっても支払いを遅らせて、手元資金に余裕を持たせることとなります。

経営が安定してきて、預金残高が増える状況になれば繰り上げ返済すれば、未経過利息はかかりません。

繰り上げ返済を視野に入れながら、借りれるタイミングで借りておいた方がいいです。