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マツエクサロンを開業したい。必要な資格と準備にかかる時間や費用は?

マツエクサロンを開業したい。必要な資格と準備にかかる時間や費用は?

マツエクは女性にとっておしゃれのひとつです。

マツエクは、マツエクサロンや美容院でやってもらうのが一般的。

マツエクサロンで施術を行うアイリストは、美容師免許が必須です。

加えて、認定講師の資格を取得していると、お客さんからの信頼度が増すので取っておきたい資格。

それぞれ取得するために必要な時間や、費用について説明します。

マツエクサロンを開業することが向いている理由

マツエクとは、まつげエクステの略です。

自分のまつ毛にエクステをつけることで、まつ毛にボリュームや華やかさをもたせることが目的。

施術をしている人の年代は幅広く、もはやマツエクは20代のものではなくなっています。

メリットも多く、需要が高まっているため、マツエクサロン開業はいまがチャンスといえます。

マツエクとそのメリット

マツエクは、まつげエクステの略です。

もともとあるまつ毛にエクステをつけることで、目元の印象を華やかに見せることが目的。

20代~30代が中心ですが、40代、50代でも施術をしている人がいます。

マツエクは、多くのメリットがあります。

・メイクの時短になる
・マスカラを使わなくて良い
・すっぴんに自信が持てる
・好きな目元にできる
・目を大きく見せられる

目元は、常に誰かに見られている場所なので、自然とアイメイクに力が入ります。

目をぱっちりと見せたい、かわいい印象を与えたいなどの目的のもと、さまざまなメイク方法を研究している女性たち。

そのなかでまつ毛は、こだわりたいけれど難しいパーツです。

マツエクは、エクステによってまつ毛がすでに理想の長さに伸びています。

これだけでも十分メイクにかける時間が減らせます。

自分が満足できる目元になるように、本数やサイズが調整できるのも特徴です。

自分のまつ毛に合った長さをつけることで、目を大きく見せられる効果もあります。

マツエクは、女性にとって多くのメリットがあるファッションアイテムなのです。

需要は高まっている

マツエクサロンは今、需要が高まっています。

マツエクは、20代のみならず、50代以上のシニア層にも人気です。

20代の頃からずっとマツエクをしている人に加え、新たに若者がマツエクを始めるので当然人数は増えます。

いまでは、マツエクはしているのが当たり前。

派手なメイクはあまり好まれない印象のある医療関係の仕事や、就活生でもマツエクをしている人はいます。

本数を調節すればナチュラルな目元として、自然に見せることができるからです。

マツエクに対応してるサロンもそれに伴って増加傾向。

いつでもどこでも気軽にできるようになりました。

マツエクサロンは集客が望めます。

開業するのであれば今がチャンスです。

副業としてもチャレンジできる

マツエクは副業としてもチャレンジできる業種です。

一定の広さが確保できる場所であれば、自宅でもマツエクサロンを開けます。

普段はサロンで雇われて働いている人で、稼ぎをもっと増やしたいと思っている人は多いでしょう。

サロンで働いていても、収入は固定もしくは時給制である程度しか入ってきません。

しかし、個人で開業をして副業とすれば、施術代はすべて自分の収入として稼げます。

アイリストとして働いているのであれば、副業から始めて、独立を目指してスキルアップするよい機会です。

個人で開業すれば、施術にかかる時間は自由。

施術に時間がかかる場合に他のスタッフや客を気にすることなく施術できるのもメリットです。

マツエクサロンを副業で始めると、自分のスキルアップと収入を増やす両方が叶えられます。

準備も時間がかからないので、働きながらでも副業の準備が可能。

副業としてチャレンジしやすい業種です。

マツエクサロン開業のために必要な資格

マツエクサロンを開業するために必要な資格は美容師免許です。

専門学校に通い、取得する必要がある資格で、国家資格として一生使えます。

それと併用して持っておくと便利なのが、認定講師です。

認定講師は、マツエクのプロフェッショナルという印象を与えます。

加えて、自身でマツエクを施術するためのアイリストを育成するスクールを開くこともできるのです。

美容師免許

マツエクサロンを開業するために欠かせないのが、美容師免許です。

美容師免許は、美容専門学校に通い、国家試験を受けて取得できる資格。

専門学校には、全日制と夜間があり、それぞれの学費と期間を表にまとめました。

学校の種類学費(総額)卒業までの期間
全日制約200~300万円2年
夜間約100万円2~3年

全日制は、一日を使って学習を進めます。

実習や演習を多く行い、技術の習得や向上を図るのがポイント。

カットのためのマネキンなど教材費がかさむので、学費も高くなります。

また、実習がある学科は、学生を守るための保険に加入する場合も少なくありません。

安全に確実に学んでもらうための費用として、卒業までに200万円ほどかかります。

国家試験は90%前後の合格率で、対策を行っていれば合格できる資格です。

しかし、学校別の合格率には差が出ています。

学校が出している卒業生の合格率や、カリキュラムを確認した上で学校を選びましょう。

それが最短ルートです。

認定講師

マツエクの認定講師は持っておくと良い資格です。

美容師免許のように必須ではありませんが、できれば持っておくことが望ましいとされます。

認定講師は、JECA(一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構)の試験を受け、合格した人に与えられます。

毎年開催されている試験で、受験資格はまつ毛エクステンション1級を持っている人です。

サロンでどのように働くか、教育者としての指導力やカウンセリング力などが求められます。

試験は、理事長クラスの面接官による面接と小論文です。

合否は理事会の判断をもって出されるので、受験後1ヶ月半ほどで結果がわかります。

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マツエクサロンをできるだけ安く開業する方法

マツエクサロンをできるだけ早く開業するには、いくつか方法があります。

1.奨学金を使って学費を浮かす
2.安い物件を借りる
3.内装工事費用をリースで支払う

おすすめの方法は以上の3点です。

マツエクサロンの開業を目標に美容学校に通う人は、学費を安く済ませることで貯金ができます。

美容師免許を持って働いている場合は、開業に向けて物件や諸費用の情報を集めておくと良いでしょう。

奨学金を使って専門学校に通う

奨学金を使って専門学校に通うことで、学費を抑えられます。

学費は、家庭からのバックアップがある人もいれば、自分で支払うという人もいます。

家の経済状況によっては、学費の捻出が難しい場合も少なくありません。

そこで、奨学金制度を使って、学費の一部または全部をまかないながら学校に通う選択肢があります。

公的でもっともポピュラーなのが、JASSO(日本学生支援機構)が提供している奨学金です。

申込みには、説明会への参加や書類の提出が必要ですが、利用している学生はたくさんいます。

JASSOは、無利子と利子付きの奨学金の2種類があり、審査により決まります。

いずれも返還の義務があるので、働き始めたら返還することが絶対です。

返還の義務を免除できる場合もあります。

サロンが提供する奨学金制度を利用することです。

サロンによっては、美容師育成の一環として、将来的に店で働くことを前提に奨学金を支払う場合があります。

一定期間以上働けば、返還は免除されるという仕組み。

就職先も決まっていると安心感があるという場合には、サロン独自の奨学金を借りることもおすすめです。

安い物件を借りる

開業する物件を安い物件にすることも方法のひとつです。

開業するに当たって必ずかかる費用であり、高額になりやすいのが特徴。

住むのではなく職場とする場合は、敷金が家賃の半年以上分で請求されることが一般的です。

家を借りるくらいの準備では、足りなくなってしまうことがあります。

資金は多めに準備をしておくことが欠かせませんが、安い物件を借りることで不足を少なくできます。

ひとりで開業するのであれば、必要最低限の広さでかまいません。

東京都の規定を見ると、営業に必要な広さは13㎡以上が必要とのこと。

イメージとしては、シングルサイズのビジネスホテルです。

その他必要な設備が整えられていれば開業できます。

広さが確保できるならば、自宅の一部をマツエクサロンとして使うこともアイデアです。

家賃の一部を経費として計上できます。

このように、マツエクサロンは安い物件や自宅でも開業が可能です。

内装工事費用をリースで支払う

マツエクサロンを開く場所が決まれば、内装工事が必要です。

マツエクサロンは、清潔な環境での施術が求められます。

清潔が保てる場所であり、清潔感を感じられる場所であることが必須。

お客さんに来てもらえる内装を作ることも必須条件です。

内装工事は、物件にかかる費用と同じくらいもしくはそれ以上の費用がかかります。

苦労して集めた開業資金も、あっという間に消えてしまっては運転資金がありません。

こんなときは、内装工事費用をリースで支払うという選択肢があります。

リースとは、月々決まった額を支払いながら物を使うということ。

所有権ははじめから自分にあるので、レンタルとは違って自由に使えます。

こだわりの内装や、高価な設備の導入でも安心です。

利用可能かを決める審査も、最短で2営業日あれば結果が出ます。

スピーディーに進めたい場合でも対応できるので、頼れるシステムです。

内装工事リース株式会社

まとめ

マツエクとは、まつげエクステの略で、20代から幅広い年齢の女性が利用しています。

マツエクサロンも年々需要が上がってきており、今後さらにマツエクを扱うサロンは増えていくでしょう。

開業するのであれば今がチャンスです。

副業としてもチャレンジしやすく、自宅でも開業できることが特徴。

子育てをしているアイリストや、これから収入を増やしたい人におすすめです。

マツエクを行うために必要な資格があります。

美容師免許を持っていることです。

プラスアルファで持っていくと良いのが、認定講師の資格です。

まつ毛エクステンション1級の資格を持つものが、面接と小論文で受験できます。

認定講師の資格を持つと、お客さんへ安心感を与えられ、信頼されるアイリストへ近づきます。

また、マツエクサロンの開業に当たって、内装工事費用もかかってきます。

支払いをリースにすることで、初期費用を浮かせ、資金を手元に残すことが可能かもしれません。

運転資金を残したい、できるだけ安く済ませたいという人はぜひ検討してみてください。

内装工事リース株式会社