こんにちは。
今回はオフィスの内装工事を業者に依頼する際の費用についてご紹介していきます。
オフィスでは飲食店や美容院といった店舗ほど特殊な内装にしないことがほとんどですが、オフィスを構える上でオフィスの内装にこだわるべき理由が実はあるのです。
オフィスの内装工事を業者に依頼すると内装費用はそれなりにかかりますが、その内装費用を抑えるコツもあるのです。
内装工事を業者に依頼する際の注意点とと共に、内装工事の費用について詳しくご紹介していきます。
Contents
オフィスの内装の重要性
オフィスを構える際に内装にこだわるべき理由はさまざま考えられますが、見逃せないのは間接的にでも生産性に繋がるケースがあるということです。
また、最近では企業の内装を売りにしている企業もあり、メディアに取り上げられることもあるのです。
それでは、オフィスの内装にこだわるべき理由についていくつか例をご紹介していきます。
業務効率が上がる
企業のオフィスは主に事務作業を行う場所です。そのオフィスの内装が業務効率に影響を及ぼし、企業全体の生産性を上げることがあるのです。
主な理由としては”従業員満足度”と”レイアウト”です。
ここでいう従業員満足度とは、従業員がいかに仕事をしやすい環境を整えるかということです。
内装が汚かったりボロボロな状態の中で働いていては、気持ちよく働けずに自然とストレスを抱えてしまいます。そのため、従業員が気持ちよく作業できる雰囲気の内装にすることは、業務の効率アップに寄与するのです。
もう一つのレイアウトとは、業務を行う上での無駄を無くすという点です。
例えば、オフィスで業務を行う際にはコピー機や複合機のような機器を使うことが多いので、座席からコピー機に至る距離や導線が工夫されたレイアウトによって効率化を図ることできるのです。
また、最近ではウォーターサーバーやコーヒーメーカーを導入しているオフィスが増えており、これらも同様に使用するたびに無駄な動きになってしまっては業務効率が落ちてしまいます。
そのため、電気設備や配線も含めた内装のレイアウトはしっかりと構成する必要があるのです。
来客する可能性がある
オフィスを構えて事業を営んでいる以上、オフィスに来客もあることでしょう。
もしオフィス内の内装がボロボロであったり、あまりにもシンプル過ぎると、相手方からの印象が悪くなってしまうかもしれません。
オフィスの内装にこだわり、内装費用をかけるべき価値はあるのです。
企業の特色を出すことができる
最近では、オフィスの内装が話題になってメディアに取り上げられる企業が増えています。
オフィスの内装に企業の独自性を出して、求人媒体などに強く打ち出している企業もあります。
また、社内の雰囲気の良さや働きやすさをアピールする企業も増えています。
特にIT業界や広告関係の企業はオフィスの内装に力を入れている傾向があります。
オフィスの内装工事を業者に依頼する時の費用とは
オフィスの内装工事を業者に依頼するとなると、専門業者の高い技術で工事を行うことができるので、理想の内装を実現しやすくなりますが、それ相応の費用が発生してしまいます。
ここでは内装工事を業者に依頼する時の費用面についてご紹介していきます。
内装工事の相場の目安
オフィスの内装工事を行う際の費用の相場は、オフィスの広さや内装工事の規模によって変わりますが、一番の要因としては”坪単価”というものが大きく影響します。
坪単価とは、1坪あたりの内装工事にかかる費用のことであり、坪単価は業種にもよって変わってきます。
また、オフィスを構える際の物件の種類にもよって異なってくるので、それぞれご紹介していきます。
居抜き物件
居抜き物件とは、前にそのオフィスを使っていた事業主が残した内装設備をそのまま利用できる物件のことです。
居抜き物件の内装工事の相場としては、約10万円から30万円と言われていますが、既存の内装設備をそのまま使うか、一度撤去してから使うかによって内装費用が変わってくるのです。
既存の内装を引き継ぐのであれば余計な内装工事を行わずに済むため、費用面を抑えられるメリットがあるものの、物件の状況によっては自分の理想の内装とあまりに乖離していることをデメリットに感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
スケルトン物件
スケルトン物件とは、居抜き物件とは対照に、既存の内装は何も無く内装設備が整っていない物件のことです。
スケルトン物件の内装工事の相場の目安として約20万円から40万円と言われていますが、より内装設備にこだわりを強くする際には、それに応じて費用が更に高くなっていきます。
スケルトン物件の場合、一から内装工事を行わなければいけないため比較的工事にかかる費用が高くなる傾向があります。
しかし、自身の好きなようにレイアウトを組めたり、設備を整えることができるので、自身の理想の内装を実現しやすいというメリットもあるのです。
依頼する業者によって費用が異なる
上記でご紹介したように、オフィスの内装工事を業者に依頼する時には工事の規模や物件の状況に応じて費用が大きく異なってきます。
また、その他の内装費用に与える大きな要因としては、”どの業者に依頼するか”というです。
内装工事を業者に依頼しようとするとき、それぞれの業者によって資材の仕入れ価格をはじめ、サポートの範囲や対応できる状況、従業員の人数などが異なっているため、費用面にやはり違いが生じてくるのです。
ちなみに作業現場となるオフィスから距離的に遠ければ遠い業者ほど出張の費用が嵩んでしまうため、依頼する際の費用も高くなってしまうので注意が必要です。
オフィスの内装工事の費用を抑えるには
オフィスの内装に力を入れるのが重要だと理解しており、内装にはこだわりたいと思っているが、できることならば余計な内装費用はかけたくないという方がほとんどだと思います。
ここからは、内装工事を業者に依頼する際にどのような方法で費用を抑えることができるのかについて、いくつかご紹介していきます。
複数の業者で相見積もりをする
オフィスの内装工事を業者に頼む際の注意点として、”1つの業者との打ち合わせだけで決めない”という点が挙げられます。
先ほども記述したように、業者ごとにサポートの範囲や費用面が異なります。
1つの業者との話し合いだけで決めてしまったものの、後々もっと安くできる業者が見つかったというケースも少なくありません。
そのため、必ずいくつかの業者と打ち合わせをして、その業者の得意な内装工事は何なのか、費用はどのくらいかかるのか、サポートはどこまでしてくれるのかなどの点を比べるべきなのです。
いくつかの業者と話した後に見積もりを出してもらい、技術面、費用面、対応の良さなどの点から最もバランスが取れている業者に依頼をしてください。
予算の目途を決めておく
オフィスの内装工事の打ち合わせを進めるうちに、次から次へと工事をしたくなる箇所や力を入れた方が良い工事内容などが出てくることがあります。
しかし、そのようにどこもかしこもこだわって工事を進めてしまうと、気付けば当初予定していた費用よりもかなり高い費用の見積もりになってしまうことがあります。
もちろん元々大規模な内装工事を行う予定の場合は、そのような進め方をしても問題はないのかもしれません。
しかし内装工事をしても内装費用を極力抑えたいという方については、そのような進め方は後々費用面で厳しくなってしまうかもしれないので、当初決めた予算をベースにして工事内容を決めていくと良いでしょう。
素材にこだわり過ぎない
主に美容院やアパレル系の店舗の内装工事で費用が高くなるケースとしては、内装工事の際の壁や床などの素材にこだわっているということが考えられます。
特に壁や床はオフィスや店舗内の雰囲気を作り出す大きな要素となるため、高級感を出すような高価な素材を用いた内装もよいかもしれません。
しかし、壁や床などの幅広く工事が必要な場所に対して費用が高い素材を使ってしまうと、かなりの費用がかかってしまいます。
そのため、あくまで最低限キレイに整えられればいいという方や、費用を最重要視する方は壁や床の素材の質を最低限にしておくことも選択肢に入れると良いでしょう。
居抜き物件でオフィスを構える
これは新しくオフィスを構えようとしている方に限りますが、先ほどご紹介したように居抜き物件は既に内装設備が整っているため余計な内装工事が不要となるとお伝えしました。
そのため、内装費用を余計にかけずに済ませることができるのです。
使える資金があまりないという方であれば、初めは居抜き物件でオフィスを構えることで費用を抑え、いずれ資金が貯まったタイミングで再度内装工事を行って、理想のオフィスの内装を実現するという段階的な選択肢もあるということも念頭に置いておくといいでしょう。
＜まとめ＞業者に依頼する時は内装費用をよく確認するべき
ここまでご紹介したように、オフィスの内装工事を業者に依頼する時にはどうしても内装費用はそれなりに高くなってしまうものです。
しかし、内装費用を抑えるための行動を取るか取らないかによって、その内装費用を抑えることができるか、そのままの高い内装費用を支払うのか、大きく変わってきます。
自身の状況や企業の方向性に応じて慎重に工事内容や依頼する業者を選び、内装費用を抑える努力をしてください。
最近では、想定している内装工事を業者に依頼するとどのくらいの費用になるかの見積もりを一括して出すことができるサイトもあります。
「最初から業者に相談するのはハードルが高い」という方はまずは見積もりサイトを参考にした後に、工事内容などの相談を業者にしてみるのも一つの手でしょう。
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