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日本政策金融公庫の審査期間は?最短で融資を利用する方法も解説!

日本政策金融公庫の審査期間は?最短で融資を利用する方法も解説!

✔︎日本政策金融公庫の審査期間が知りたい。
✔︎どんな時に日本政策金融公庫の審査期間が延びてしまうの?
✔︎日本政策金融公庫の審査にかかる時間が長いときは審査に落ちてしまっている?
✔︎日本政策金融公庫の融資を最速で利用するためにはどうすればいいの?

上記のような疑問を抱えていませんか。なるべく速く日本政策金融公庫の融資を利用したいと考えている人にとって、審査期間がどのくらいかかるのかと言うことは非常に大きな問題ではないでしょうか。そこで、本記事では審査期間について以下の内容をお届けします。

  • ・日本政策金融公庫の融資を利用するのにかかる期間
  • ・日本政策金融公庫2度目の融資の場合は審査期間が短くなる可能性がある
  • ・日本政策金融公庫の審査期間が延びてしまうケースについて
  • ・日本政策金融公庫の融資を利用するなら早めに準備すべき
  • ・最速で日本政策金融公庫の融資を利用するためにすべきこと

本記事は日本政策金融公庫の融資を最速で利用したいと考えている方向けの記事となっています。最後まで読み終わると「日本政策金融公庫の審査期間がどのくらいかかるか」「最速で融資を利用するために何をすべきか」がわかります。

日本政策金融公庫の融資審査期間に関して疑問がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

日本政策金融公庫の融資を受けるのにかかる期間は?

日本政策金融公庫の融資を受けるのにかかる期間は全体を通して1~2ヶ月程度だと言われています。どのステップにどのくらいの期間がかかるかを把握しておけば、大まかに審査にかかる期間が概算できるはずです。どのような流れで融資が実行されるか簡単に解説します。

  • ・事前相談
  • ・申込
  • ・面談・審査
  • ・融資実行
  • ・返済 

それぞれのステップの簡単な説明と、どのくらいの期間がかかるかについてご紹介します。

事前相談

借入申込を行う際には、まず事前相談を行いましょう。借入を申し込む前に、お近くの日本政策金融公庫の窓口もしくは電話で融資の流れを確認しておくのが良いでしょう。

おすすめしているのは、日本政策金融公庫の窓口に直接向かう方法です。窓口の空気感を把握することができますし、必要書類を一気に集めることができるからです。融資を受けたことがない人は、どんな書類が必要なのか判断しかねることもあるでしょう。直接流れを聞いた後すぐに書類を受け取ることができるので、書類の提出ミスが防げるはずです。

事前相談は審査の対象に含まれないので、時間はかかりません。その場で書類を受け取って終了になります。

申込

窓口の相談時に受け取った書類と、その他必要な書類を取り寄せて申し込みを行います。直接窓口に提出した方が確実ですし、届くまでに時間が掛からないので、おすすめの方法ではありますが、郵送で提出する方もあります。書類提出を終えると、面談日など今後の流れについて担当者から連絡があります。

こちらの申込時に提出した書類と、後に行われる面談が審査対象となります。

ちなみに、書類の郵送に関して、郵便局で県内の配送であれば長くても2、3日程度で届きます。

面談・審査

申込書提出の連絡が届いた後、日本政策金融公庫の担当者との面談が行われます。基本的には書類提出から1〜2週間程度で面談があると把握しておきましょう。面談の詳細に関しては、書類を送付した後に届く電話もしくは文書での連絡があるので、そちらを確認しましょう。

面談では、申込書類に記載された内容の確認や事業に関する質問、確認書類に記載された書類に関して事実と相違がないか確認されます。通常、面談は40〜1時間半ほどで行われることが多いです。

なお、日本政策金融公庫の面談は書類を提出した日、同時に行うことはできません。面談前に審査担当者も書類に一通り目を通す必要があるからです。その期間を使って、面談の準備を行いましょう。

融資実行

面談結果をもとにして、日本政策金融公庫で審査が行われます。一般的には面談から1〜2週間程度で結果が出ることが多いです。

融資を利用できることが決まれば、契約に必要な書類が送付されます。そちらの書類に記入後、指定された口座に融資金が振り込まれることになります。基本的には契約書類を提出してから2、3日程度で融資が振り込まれるでしょう。

返済 

融資金返済時期が訪れたら、返済期日までに毎月支払うことになります。原則として月賦払い。返済方法としては元金均等返済・元利均等返済・ステップ(段階)返済などがあります。

詳しい返済方法については、日本政策金融公庫に相談すれば対応してくれるはずですので、詳しいことは担当者まで相談しましょう。

日本政策金融公庫を過去利用したことがある場合は期間が短くなる

過去、日本政策金融公庫で融資を利用した経験がある場合には、提出書類が少なくなるので、審査期間が短くなります。また、チェックされる項目も初回と比べて少なくなりますので、融資が受けやすいと言えます。

ただし、過去に利用した日本政策金融公庫の融資を完済してから、3年経過している場合には、融資を借り入れたデータが消去されますので、初回融資を受ける場合と条件が変わらないことは頭に入れておきましょう。

日本政策金融公庫の審査期間が延びてしまう原因

ここでは、日本政策金融公庫の審査期間が延びてしまう原因に触れます。主に、審査が長引く原因は以下の通りです。

  • ・日本政策金融公庫の繁忙期
  • ・難解なビジネスモデルである
  • ・書類に不備がある
  • ・融資の金額が大きすぎる
  • ・営業日を跨いでしまう場合

審査が伸びてしまう状況を把握しておけば、審査に落ちてしまっているのではないかと感じる不安要素を取り除くことができるのではないでしょうか。詳しくご紹介します。

日本政策金融公庫の繁忙期

日本政策金融公庫も一つの企業ですので、繁忙期があります。その証拠に、正式名称は「株式会社日本政策金融公庫」となっています。

大規模で運営を行っている会社ですので、繁忙期が原因で大幅に遅れることはほとんどありませんが、融資の実行件数が多くなっている月は審査に時間がかかってしまうことが予想されます。

たとえば、日本政策金融公庫の毎月の融資実績を参考にします。令和2年度の貸付件数を確認してみると、4,5,6月の貸付が圧倒的に多くなっています。

時期を選べるのであれば、繁忙期を避けて融資を利用することで、審査期間を縮めることができるでしょう。

難解なビジネスモデルである

日本政策金融公庫の審査では、「ビジネスモデルの新規性」は重要視されています。とは言え、あまりにも理解し難いビジネスモデルの場合には審査期間が延びてしまうこともあるので、注意が必要です。

融資担当者はこれまで様々なビジネスモデルを見てきた経験があります。多くの業種、業態の方が申し込みをしてくるからです。これまでの経験をもとにして、どのくらいの融資を与えても良いのか判断することもあるでしょう。

ところが、どのパターンにも当てはまらない初見のビジネスモデルの場合は、審査が慎重になってしまいます。そもそもビジネスモデルを理解するのに時間がかかってしまいますので、判断しきれないと言うのが理由です。

対策としては、創業計画書を充実させたり、添付書類を多めに準備したりする方法があります。既存のビジネスモデルを例に挙げて、わかりやすい親切な書類準備を行えば、審査期間が短くなることもあるでしょう。場合によっては、信用度が上がり、満額の借入が可能となるケースもあるはずです。

書類に不備がある

提出書類の不備や、出し忘れがある場合には再度提出するロスタイムや、最審査の時間がかかってしまい審査期間が長くなってしまうでしょう。

不備があると審査期間が延びるだけでなく、事業者としての信用も下がってしまう可能性があります。事業に関してもミスが多く、事業成績が伸び悩むと判断される恐れがあるからです。

書類準備で焦っても良いことはありません。丁寧に作成することが大切です。日本政策金融公庫審査担当者のことを考えたわかりやすい書類作成を心がけましょう。

また、書類作成を融資の専門家に依頼して、効率的に不備のない書類を作成する方法もあります。

融資の金額が大きすぎる

日本政策金融公庫の融資は8,000万円までの借り入れが可能となっています。融資の金額が大きければ、日本政策金融公庫側の負担も大きいことになりますので、審査が慎重になってしまいます。いつも以上に審査が厳しくなることが予想されるでしょう。

融資希望額の目安は「月商の3ヶ月分」程度だと言われています。こちらの金額を参考にして、ご自身の希望する融資額が大きすぎる場合には審査期間が伸びる可能性があることを把握しておきましょう。

もし、希望融資額が相場と比べて高いのであれば、審査書類に細心の注意を払って作成することが重要になります。

営業日を跨いでしまう場合

日本政策金融公庫は土日祝日営業していません。連休が続く場合には営業していない日も含まれてしまいますので、審査期間が長くなってしまいます。

また、週末はどの週も業務を次週に持ち込まないために追い込みで業務が行われている可能性が高いため、できることであれば、月・火曜に面談を行った方が審査期間が短くなるでしょう。

最速で日本政策金融公庫の融資を利用するために

ここまでは、日本政策金融公庫の融資審査期間をご紹介してきました。ここからは、日本政策金融公庫の融資を最速で利用するために心がけるべきことについてご紹介します。本記事では4つの項目でご紹介していきます。

  • ・書類の準備を専門家に依頼する
  • ・保証人や担保をあえて準備する
  • ・通帳に準備する自己資金はコツコツと計画する
  • ・無理のない事業計画を立てる

それぞれの項目について詳しくご紹介します。日本政策金融公庫の融資を最速で利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

書類の準備を専門家に依頼する

日本政策金融公庫の融資審査の準備で最も時間がかかるのは書類作成です。普段作ることのない書類を準備する必要がありますので、記入するのに非常に時間がかかってしまうはずです。創業計画書や資金繰り計画表などは専門的な知識が必要になりますし、効率的な作成方法がわからなければ、非常に手間がかかってしまいます。

たとえば、書類作成時に現れてくる数字に関して一桁でもミスしてしまうと、事業実績が日本政策金融公庫の担当者に伝わらず、審査に不利になってしまうこともあるでしょう。場合によっては「事業実績を把握していない事業者」だと判断されて信用を失いかねません。時間をかけて作成することが大切になります。

とはいえ、事業と同時に書類作成を行うことは非常に大変。事業の繁忙期と書類作成が重なった時には大問題です。そこでおすすめなのは、書類作成を代行するということです。

融資の専門家に依頼すれば基本的に書類ミスはありませんし、素人が作成するよりも早く準備することができます。また、わかりやすい書類を作ることができるので、審査にかかる期間も短くなることが予想されるでしょう。少し予算をかけても問題ないのであれば、迷わず融資の専門家に依頼するべきです。もし、審査落ちのリスクが怖ければ完全成果報酬型の専門家に相談することで、リスクを最小化できます。

保証人や担保をあえて準備する

日本政策金融公庫の融資は、4,800万円までの融資を無担保・無保証人で借り入れることができます。ただし、あえて担保や保証人をつけることで融資審査期間を早めることができるかもしれません。

担保・保証人をつけることで事業者の信用は上がります。信用が上がると、貸し付けても問題ない事業者だと日本政策金融公庫が判断するため、融資の成功率が上がるだけではなく、審査にかかる期間が短くなることが予想できるでしょう。

ただし、担保・保証人を立てる際に証明書発行を行う必要があることがあります。スムーズに審査を行うことができるように、事前準備は欠かせません。

通帳に準備する自己資金はコツコツと計画する

自己資金額が多いに越したことはないですが、一気に通帳に振り込まれた自己資金は「見せ金」として判断され、審査に時間を要することがあります。そこで、自己資金を準備する際には、コツコツと貯められた通帳を用意するようにしましょう。

コツコツと貯められた自己資金は、入念に計画立てていることを証明できますし、見せ金の可能性も低いので、日本政策金融公庫の融資担当者が安心して審査を行えます。

無理のない事業計画を立てる

融資担当者は数々の融資を判断してきた実績があります。無理のある事業計画は一瞬で判断することができるのです。そのため、無理のない事業計画を立てましょう。事業計画内容に無理があると判断された場合には、審査期間が長引いてしまう原因になります。それだけでなく、リスクがあると判断されてしまい、融資審査を落とされてしまう可能性もあるのです。

現実的に可能な事業計画を立て、具体的な数字をもって、融資担当者を納得させられれば、融資を最短で利用できるはずです。

早めの準備が大切

ここまでは、最速で日本政策金融公庫の融資を利用するために心がけることをご紹介しました。

ただし、大前提として日本政策金融公庫の融資を利用する場合には、書類作成や面談の準備を早めに行うべきです。なぜなら、以下のような理由があるからです。

  • ・書類準備に時間がかかるから
  • ・審査にかかる時間を早めることは不可能だから
  • ・他の融資を利用する選択肢も考える必要があるから

詳しくご紹介します。

書類準備に時間がかかるから

記入が必要な書類に関して書類を作成するのに時間がかかることは前述しました。実は、そのほか、記入不要な書類に関しても取り寄せに時間がかかる可能性があります。

たとえば、法人で融資を利用する際に、履歴事項全部証明書や登記簿謄本が必要となるケース。こちらはオンラインで準備する場合でも2、3日程度かかってしまうことになりますので、即日で準備できるものではありません。

また、一度書類を準備できた後も何度も見直しを行って、完璧な書類を作成する必要があるでしょう。このように書類準備には何かと時間がかかってしまうので、早めに準備することが大切です。

審査にかかる時間を早めることは不可能だから

前述しましたが、審査期間は1〜2週間程度となっています。この時間を早めるのは、不可能です。日本政策金融公庫の審査担当者に「急ぎでお願いしたい」と伝えることで、多少早くなるケースもあるようです。とはいえ審査期間を縮めるのにも限度はありますし、1週間以内に審査が終わることはほとんどないと考えておいた方が良いでしょう。

日本政策金融公庫の融資を利用する事業者ができることは、審査までの期間を縮めることだけです。余裕を持って融資を利用するために、早めの準備を心がけましょう。

他の融資を利用する選択肢も考える必要があるから

日本政策金融公庫の融資を利用できなかった場合に、他の融資を利用すると言う選択肢があります。たとえば、信用保証協会を利用した制度融資や、金融機関のプロパー融資などが選択肢として挙げられます。

日本政策金融公庫の融資は一度審査に落ちてしまった場合、半年間、日本政策金融公庫の融資申し込みができなくなってしまいます。そのため、すぐに融資を利用したいと考えている方は他の融資を検討する時間も必要でしょう。

早めに準備して、日本政策金融公庫の審査を素早く受け、次の融資のことも考える時間を作っておきましょう。

まとめ:審査期間は1〜2ヶ月程度

本記事では、日本政策金融公庫の融資を利用する際にかかる期間についてご紹介してきました。日本政策金融公庫の審査期間は1〜2週間程度。申し込みから融資実行まで、全体としてかかる時間は1〜2ヶ月程度となっています。

本記事では日本政策金融公庫の審査期間を短くして最短で融資を利用する方法についても、併せてご紹介してきました。再度まとめると、以下の通りです。

  • ・書類の準備を専門家に依頼する
  • ・保証人や担保をあえて準備する
  • ・通帳に準備する自己資金はコツコツと計画する
  • ・担当者が不安な場合は変更してもらう
  • ・無理のない事業計画を立てる

これらのことを踏まえて融資の準備を行えば、最短で融資を受けられるはずです。

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