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消火栓標識の設置に必要な条件やかかる費用はいくら?広告掲載もできた!

消火栓標識の設置に必要な条件やかかる費用はいくら?広告掲載もできた!

消火栓標識を知っていますか?

消火栓の近くに立っているポールのような看板のような標識です。

意識して見たことはないかもしれませんが、災害時は役立つ看板として設置されています。

消火栓標識を設置するとき、どのような条件で設置可能なのでしょうか。

消火栓標識設置にかかる費用についてもお伝えします。

さらに、消火栓標識には広告の掲載ができます。

安く利用できるので、広告の掲載を考えている人も必見です。

消火栓標識とは

消火栓標識とは、消火栓の近くに立っている、消火栓があることを示す看板です。

  • 消火栓標識はどうして必要なのか
  • 設置するためにわたしたちが必要なことはあるのか

についてお伝えします。

消火栓標識の定義

消火栓標識は、消火栓や消火のための水源となりうる場所の近辺に設置された看板のことを言います。

具体的な範囲は記されていません。

しかし、消火栓から半径5メートル区域を駐車禁止としているため、半径5メートル以内に設置するのが望ましいとされます。

消火栓標識は、細長く背が高いので見つけやすいイメージですが、実は街なかに溶け込んでしまっています。

電柱や街灯も細くて高い棒状の設置物です。

広告が掲載されていると、広告の柄に目を取られて消火栓に気づかないこともあります。

そのため、消火栓の普及と認知度向上のために、さまざまな工夫ができないかと研究されています。

消火栓標識はなぜ必要

消火栓標識はなぜ必要なのでしょうか。

消火栓自体が赤く、街のシンボルとして機能しそうですが、標識をわざわざ作るには理由があります。

消火栓標識は以下の流れから設置に至りました。

指定消防水利については、昭和40年5月の消防法改正で同法第21条に第2項が追加され、命令所定の標識の設置が義務付けられました。

指定消防水利の一層の明確化を図り、一般住民に周知徹底させると共に付近の障害物をなくして円滑な消火活動をおこなう事を目的としたものです。

誰にでも消火に使える場所があることを知らせるためです。

消防士や街の消防団に加入している人であれば、消火活動の大切さや迅速に動く必要性がわかります。

しかし、わたしたちの大半は、知識があっても適切に動くことができません。

消火栓標識は、街のどこに火事や災害の際に使える場所があるのか、を知るひとつのランドマーク的存在であるべきなのです。

消火栓標識は保険に入ってもらう

消火栓標識を設置する場合には、保険に加入する必要があります。

保険は、災害や事故、破損により標識が倒れたとき、何らかの被害を人やものに与えた場合にかかる負担金を軽減する目的です。

意図しない事件や事故、災害で、消火栓標識が人やものに危害を加えた場合は、標識を立てた人が責任を取らなくてはいけません。

いつ起こるか、どの程度なのかがわからないため、被害額の想像もつきません。

万が一が起きても対処できるように、消火栓標識を設置するオーナーとなる人には保険に加入してもらいます。

街の人も、消火栓標識のオーナーも、どちらともを守るための保険です。

消火栓標識の設置

消火栓標識の設置には、条件があります。

4点の条件は、いずれも標識として当たり前に機能を果たすことを考えて定められています。

街の安全を守るために必要な条件です。

また、消火栓標識を設置するにはいくらかかるのでしょうか。

消火栓標識を設置する条件

消火栓標識を設置するにあたって、必要な条件は次のとおりです。

  • 使用する塗料はガラスビーズ入りの反射塗料であること
  • 設置場所は消火栓から原則5メートル以内
  • 文字や縁は白色、背景などの地は赤で表示する
  • 汚れにくい加工がなされている

表示方法は設置する自治体の消防によって違うため、自治体の定める表示方法に従うとされています。

標識は、わかりやすく目立つことが条件です。

使う塗料や文字の見やすさ、汚れにくく長期間掲示可能であることを条件に作られます。

夜間でも消火栓の場所がわかりやすいよう、反射塗料を用いて灯りで見つけやすい工夫がされています。

以上の条件をみたすように作成し、自治体の指定に従って設置することが条件です。

消火栓標識の設置にかかる費用

消火栓標識の設置にかかる費用は、作成から掲載までで65,000円程度です。

大きさや設置する土地によって価格は変動しますが、10万円程度までには収まるとされています。

想像よりも安価に作成できる標識で、複数本設置しても構わない標識でもあります。

消火栓標識は、市民への周知も目的です。

消火栓の数だけ標識があり、誰もが消火栓の場所を把握できることが社会の目指すところ。

ひとつのエリアに、等間隔で複数本建てる方法もあれば、地域に1か所ずつ設置する方法もあります。

設置するだけで街に貢献できるので、街づくりの一角を担えます。

10万円あれば1本の標識が設置できるため、取り組みやすいのが特徴です。

消火栓標識には広告掲載が可能

消火栓標識には、広告が掲載可能です。

街なかで見つけると、消火栓標識の下に歯科医院や飲食店などの看板が吊り下がっていることがあります。

それが広告です。

大きさは小さめですが、掲載できる広告数が少ないため、必ず目に止めてもらえるメリットがあります。

広告掲載をおすすめする点と、安い広告をさらに安く出せる方法について紹介します。

公道に表示できる数少ない広告

消火栓標識は、道路上に広告を掲載できる数少ないアイテムです。

一般的に広告は、電信柱やポールを建てて掲示されますが、いずれも許可を取ってから使用できます。

張り紙や無許可で作成・掲載した広告は、街の景観を損ねるものとして認識されてしまい、自由に掲げたい場所に掲げることができません。

さらに、掲載する場所やポールを建てる土地に支払う金額もかかるので、決して安くは無いのが特徴です。

大手の広告会社のように予算をたくさん割く余裕がない人にとっては、短期間で撤収しなければならないこともあります。

これを解消するのが、消火栓標識です。

消火栓標識は、10万円あれば設置までが行える広告ツール。

消火栓のある場所には消火栓標識があって欲しいので、街のさまざまな場所に設置できます。

公道に表示できる、数少ない広告のひとつといえます。

ほかの看板や広告との比較

実際に街なかで見かける看板などの広告と、消火栓標識に掲載する広告とでは金額の差はどのくらいあるのでしょうか。

表にして比較してみましょう。

今回は、消火栓標識が街に掲示する広告であるため、ネット広告は除外しています。

広告形態費用
消火栓標識(作成から設置まで)65,000~100,000円/1本
電柱看板(看板のみの作成)15,000~20,000円/1件
野立て看板(土地の確保から設置まで)10~80万円/1件

電柱看板は、電柱に巻かれている案内表示や企業の看板をさします。

目線に合わせて作られており、見つけやすいので、一度は見たことがあるでしょう。

電柱看板は、看板の部分のみを作った場合の料金です。

設置までを考えると、消火栓広告との大差はありません。

一方野立て看板は、土地にポールを建てて、大きなボードを掲示するタイプの看板です。

設置する場所の土地代から作成費用もかかるため高額になりやすいのが特徴。

消火栓標識は、1本を設置するまでの値段なので、安く設置できる広告と言えます。

安くて出しやすい

消火栓標識の設置にかかる金額は、65,000円ほどからと安いです。

街なかや新聞広告を出すよりも安く広告が作れるので、予算を割くことが難しい企業や店でも告知ができます。

掲載も、設置したオーナー側から申し出ない限り永久に継続されるので、半永久的に掲載可能な広告です。

毎年の維持費も高くなることはほとんどなく、毎年同じ額を払うだけで広告の掲載が継続できます。

長期で同じ場所に広告を掲載することで、宣伝効果も高まり、事業の収入アップへつなげられることも夢ではありません。

飲食店であれば、最寄り駅から店までの経路に設置して、集客効果を狙えるでしょう。

その収益で、次年度の維持費の支払いが可能なので、実質0円で広告を利用したといえます。

さらに安く広告を出せる方法

安くて半永久的な消火栓標識と広告ですが、さらに安く広告を出す方法があります。

それは、消火栓標識の設置費用をリースで支払うという方法。

内装工事リースとありますが、会社の設備として使う物品の購入にも適用できます。

リースで支払うと、手元に資金を残したまま、毎月決まった額の支払いが可能。

売上や広告を掲載して増えた収入をはじめからローンの返済に当てられるので、金銭的負担が大幅に減ります。

さらに、所有権はあなたのものです。

料金を返済しているからといって、所有権が支払先の企業のままになることはありません。

自分の会社の設備として扱えて、返済後も変わらず使えます。

内装工事などと比べると、消火栓標識の設置や広告掲載にかかる費用は少ないですが、複数本設置すれば金額は大きいです。

金額が小さいとあなどらず、リースでの支払いをおすすめします。

内装工事リース株式会社

まとめ

消火栓標識とは、消火栓がどこにあるのかを示すための標識です。

消火栓から半径5メートル以内に設置されることが望ましく、市民への周知が課題であり、未だに必要性が知られていません。

設置するには条件があり、

・文字や地の色
・夜間でも見やすい反射塗料の使用
・消火栓から離れすぎない位置への設置
・汚れにくい加工

これらをすべてクリアした標識が設置可能でした。

消火栓標識には広告が掲載可能です。

10万円以内という安さで設置できるため、小規模の企業や個人経営の飲食店でも広告を出せます。

また、設置にかかる費用はリースで支払うことで、金銭的負担を減らせるのでおすすめです。

内装工事リース株式会社