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【飲食店で費用がかかる原因はこれ!?】厨房を作る時の費用と注意点とは 

【飲食店で費用がかかる原因はこれ!?】厨房を作る時の費用と注意点とは 

今回は飲食店が厨房を作る際の費用について、焦点を当ててご紹介していきます。

飲食店を経営する上では厨房は必要不可欠です。

そして、その厨房は飲食店の内装工事を行う際に一番費用がかかってしまう箇所なのです。

しかし飲食店ごとに厨房のコンセプトは異なり、店舗の大きさも異なります。

厨房を作る費用もそれぞれ上下します。

今回は飲食店が厨房をこだわって作るメリットやデメリットをはじめ、厨房を作る際の注意点や費用面に関して詳しくご紹介していきます。

厨房をこだわって作るメリット

そもそも飲食店が厨房をこだわって作るメリットはいくつかあり、時には売り上げにも影響を与えることもあるのです。

それでは、厨房をこだわるメリットについて、いくつかの簡単な例と共にご紹介していきます。

店舗のイメージが良くなる

飲食店を経営する上で、お客様の店舗に対するイメージというのは非常に重要となってきます。

一見、飲食店では内装の装飾やデザインのみが注目されがちですが、実は厨房に関してもお客様から見られることが多いのです。

例えば、ラーメン屋や居酒屋のようなオープンキッチンの店舗では厨房の隅々まで見渡せるので、いい加減な作りでは店舗へのイメージは悪化してしまいます。

作業効率が向上する

飲食店の顧客満足度を向上させるためには料理の味はもちろんですが、料理の提供時間も非常に重要なポイントとなってきます。

また、料理の提供時間が短ければ短いほど、お客さんの回転率が上がり店舗の売り上げも向上します。

もし厨房全体の作り方が悪く作業効率が低いと、調理自体に時間がかかってしまい料理の提供時間が余計に長くなってしまいます。

飲食店の厨房では顧客満足度の向上や売り上げ向上のためにも、厨房を作る際には高い費用をかけてでも作業効率にはこだわるべきなのです。

厨房をこだわって作るデメリット

飲食店が高い費用をかけてでも厨房をこだわって作るメリットについてご紹介してきましたが、メリットがあればそれに伴ってデメリットも生じてしまいます。

そのため、メリットに対してのデメリットについていくつかご紹介していきます。

高い費用がかかってしまう

厨房にこだわって費用をかけて作る際には、基本的に専門の内装業者に依頼をすることがほとんどですが、業者に依頼して厨房を作ってもらうには高い費用がかかってしまいます。

業者に依頼をすることで高いクオリティを期待できるというメリットがありますが、やはりそれ相応の費用はかかってしまいます。

特に厨房を特殊なレイアウトや構成で作る際や厨房自体が広い時にはその分だけ費用が嵩んでしまうので注意が必要でしょう。

内装工事リース株式会社

レイアウトを決めるのが難しい

業者に依頼をすると、他の店舗の厨房ではどのような造りをしているのか、どのくらいの費用をかけて厨房を作ることが多いのかなどのアドバイスを業者がくれることがあります。

しかし、あくまでも自分自身の店舗です。

やはり、ある程度のレイアウトやデザインなどの構成を練っておかなければなりません。

もしかするとメニューを変化させていくことも検討しているのであれば、追加性に関してもケアする必要があるかもしれません。

また、オープンキッチンの場合はお客様にどのように見えてほしいかの観点で厨房を作るということで、やはり自分自身で考えていかねばなりません。

業者に丸投げしても、あとで後悔しないようにしっかりと事前に考えておかなければなりません。

厨房を作る際の注意点とは

実際に厨房を作るとなるといくつかの注意点があり、その注意点を把握しておかなければ店舗の経営を続けることができなくなってしまうこともあるのです。

そのため、いくつか店舗の厨房を作る際の注意点についてご紹介していきます。

内装の規定を把握する

店舗を作る際には内装のレイアウトや装飾に関する規定が法律上決められていることがあります。

最悪の場合、その内装の規定を守っていない店舗は経営を続けることができなくなってしまいます。

また、その規定は飲食店の種類によっても異なります。

厨房に関する規定などもあるのです。

数多くの厨房を作ってきた専門業者であれば、飲食店ごとの内装の規定について詳しいことがほとんどです。

しかし、中には業者がざっくりとしか内装の規定を知らず、厨房を作ってからその規定が守られていないことが発覚してしまい、再度の工事を行わなければいけないというケースも少なくありません。

再度厨房を作り直す際の工事を行うとなると、長い時間がかかってしまうだけではなく追加で費用が発生してしまうこともあるので、自分自身でも事前に内装の規定を把握しておくといいでしょう。

お客さんの目を気にする

先ほどもご紹介したように、店舗の厨房というのは意外にも多くのお客様に見られているものです。

中には厨房の清潔感やデザインなどを気にしてみている方もいらっしゃるのです。

飲食店を経営する上で店舗に対するイメージは非常に重要となってくるので、自身の好みの厨房にするだけではなく、お客様が見ても良い印象を持ってもらえるような厨房にしておくとよいでしょう。

費用をかけ過ぎない

飲食店を経営する上で厨房はかなり重要な要素であるがゆえに、中には厨房作りにこだわり過ぎてしまうことで、内装工事にかかる費用がかなり高くなってしまうことがあるのです。

お客様のためになるこだわりを取り入れるのであればまだしも、単に自身の好みを取り入れすぎたことによって費用が嵩んでしまうのは非常にもったいないです。

そのため、厨房を作る際のこだわりに力を入れる際には、変に自己満足を満たすためだけに作ることにはくれぐれも注意し、費用を抑えたいのでたれば自身の理想や好みを捨てる必要があることも考慮してみましょう。

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厨房を作る際に費用が高くなってしまう要素とは

厨房を作る際には、基本的に専門の業者に依頼をする方がほとんどであり、それなりの費用が必要です。

その中でも特に費用が高くなってしまう要素がいくつかあり、そのポイントを抑えていないと思った以上に費用が高くなってしまうこともあるのです。

そのため、実際に厨房を作る際に費用が高くなってしまう要素をいくつか例を挙げてご紹介していきます。

空調設備

厨房を作る上では必ず設置する空調設備ですが、飲食店においては空気を換気するための換気扇やお客様の居心地を良くするためのエアコン関係もまとめて指すことが多いです。

空調設備は基本的に店舗の規模によって異なるので、費用面もそれに応じて異なります。

エアコンを例に取ると、店舗の規模が小さければ自宅用のエアコンでも十分ですが、やはり多くの場合は業務用のエアコンを導入します。

水道設備

空調設備よりも欠かせないものが水道設備です。

厨房では基本的に水を扱いますので、厨房の水道設備に費用がかかってしまうことは避けられないでしょう。

テナント入金などの際は、以前の事業主が飲食店を行っており、ある程度水道設備が整っているケースもあります。

しかし前の店舗が飲食店だったとしても、店舗によってコンセプトやメニューが異なるため設備の用途や使用頻度が異なります。

そのため、自分で一から水道設備を整える必要もあるのです。

照明設備

飲食店の内装で店舗へのイメージを左右する要因として、店舗内の照明が重要になってきます。

客席の照明を明るくするか暗くするかによって、お客様から店舗へのイメージが左右されるだけでなく、時にお客様の食欲も左右すると言われているのです。

また、中には客席に特殊な照明を取り付けたり、厨房の照明にもこだわる店舗があります。

そのため、店舗ごとでどの規模の照明を付けるか、どれほど特殊な照明を付けるかによっても費用が大きく異なるのです。

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<最後に>店舗を構える物件によって費用が異なることも

ここまでで飲食店が厨房を作る際の注意点や費用面についてご紹介してきましたが、”飲食店をどの物件で構えるか”によっても厨房を作る際の費用が異なるのです。

基本的に飲食店を構える際には”居抜き物件””スケルトン物件”の2つのパターンがあり、

居抜き物件とは、前の事業主が使用していた内装設備がそのまま残っている状態で募集されている物件のことであり、前の事業主が飲食店であれば同じようにある程度の空調設備や水道設備、時に厨房をそのまま使用することができるのです。
そのため、一から厨房を作る必要が無く費用を抑えることができるのです。
しかし、自身のイメージする厨房と前の飲食店の厨房のイメージが全く異なる場合、一度厨房を全て真っ新にするか、一部を加工してから作らなければいけないため、結局は費用がかかることがほとんどです。

スケルトン物件の場合は、既に内装が真っ新な状態の物件であるため、必ず一から厨房を作る必要があり比較的費用が高くなってしまいます。
しかし、居抜き物件で既存の厨房に手を加えてから作る時に比べると費用を抑えられることがあります。
実際にかかる費用としては、自身のイメージしている店舗や厨房のイメージにもよって異なるので、費用面で気になることがあれば、一度専門の業者に見積もり依頼をすると同時に相談をしてみるといいでしょう。

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