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設計事務所の内装工事はどのように進む?かかる費用や費用を抑える方法とは

設計事務所の内装工事はどのように進む?かかる費用や費用を抑える方法とは

設計事務所を設立するとなったとき、テナントはありますが、内装工事は必要です。

快適に仕事ができ、モチベーションが上がる空間を作りたいのですが、内装工事はどのように進められるのでしょうか。

工期やどのような種類があるのか、紹介します。

それと同時に気になるのが費用です。

内装工事にはどのくらいのお金がかかるでしょうか。

かかる金額以上に資金を蓄えなければいけないので、あらかじめ知りたい情報です。

費用を抑える方法も合わせて知ることで、よりお得に快適な設計事務所が作れます。

ぜひ知っておきましょう。

設計事務所の内装工事

設計事務所の内装工事は、おしゃれなオフィスもしくは、シンプルなオフィスという印象を持ちます。

内装工事には種類があり、いくつかの種類から必要な工事を組み合わせて行います。

スケルトン状態からの施工か、居抜き物件からの施行かで、使う工程が変わるということです。

工期は約6カ月ほどかかります。

大まかな流れと日程を把握しておきましょう。

内装工事には種類がある

内装工事は、段階によって8つの種類があります。

8種類すべて行うこともありますが、居抜き物件などですでにある程度は内装が完成している場合は、部分的に工程を抜粋して工事を行うこともあります。

8つの工程は、次のとおりです。

内装工事内容
軽鉄(LGS)工事天井や床の骨組みを組み立てていく工事。LGSと呼ばれる軽鉄を使って組み立てるのが今の主流で、工期短縮にもなる。
ボード工事下地の板や壁紙を貼る作業。主に石こうボードを貼る工程で、オフィスが求める防音性・防火性によって使う石こうが違う。
クロス工事ボードの上に壁紙を貼っていく作業。オフィスの壁紙となるため、作りたいオフィスの雰囲気に合わせてオーダーする。
塗装工事内装をホコリの付着や腐食、サビから守るために行う工程。防腐剤などを床や壁に塗っていく。
左官工事珪藻土や漆喰(しっくい)を塗っていく作業。近年はコンクリートの打ちっぱなしも増えてきたため、コンクリートのコーティング剤を塗るのもこの工程で行われる。
床上げ工事土台や骨組みの上に、タイルや木材などで床を張っていく工程。見た目を左右する重要な工程の一部。
建具工事ドアや窓、戸棚を取り付ける工事。ここから内装工事の最終段階へと入り、徐々に内装の全体像が見えてくる。
家具取付工事家具やキッチンなどを取り付ける工事。内装工事としては最後の工程であり、室内の雰囲気を決める。

住宅の内装工事をイメージすると、建具工事や家具取付工事を内装工事と呼ぶことがありますが、室内の内装に関わる工事はすべて内装工事にあてはまります。

工程が複数あり、期間も場所や広さによって違うため、見積もりなどで流れや工期を確認しましょう。

内装工事の流れ

内装工事の流れはおおよそ、3〜6カ月かけて行います。

  • 1.内装工事業者の決定(1~2週間)
  • 2.問い合わせ・ヒアリング(2~3週間)
  • 3.設計やデザインについての打ち合わせ(3~4週間)
  • 4.見積もりの提示・契約(2~3週間)
  • 5.工事の着工~完成(1~2カ月)

流れの1〜3に関しては、複数の会社から見積もりを取る場合は前後する場合があります。

費用が高額になりそうなときは、複数の会社から見積もりを取ることが推奨されるので、契約までの2〜3カ月までは同時進行になると思って動きましょう。

内装工事業者には、設計と施工の2種類の業者があります。

どちらかしか請け負っていない業者があるので、確認して選びましょう。

手続きが簡単で工期が比較的短いのは、設計と施工を一貫して行う業です。

しかし、設計のみ、施工のみを担当している業者のほうが、得意分野に特化しています。

デザインにこだわるのであれば、費用はややかかってしまいますが、それぞれを分けて発注する方法がおすすめです。

設計事務所の内装工事にかかる費用

設計事務所の内装工事にかかる費用は、事務所の広さによって変動します。

こだわりがあり、細かなデザインにしても高くなります。

内装工事の費用は初期費用の半分以上を占める大きな出費です。

いくらかかるのかを知っておくことは、費用を工面する目安になるので、確認しましょう。

内装工事の費用は坪単価

内装工事の費用は、床を例にとって考えてみましょう。

床は、1坪あたりの値段で決まります。

つまり、坪単価です。

1坪あたり10〜30万円が平均と言われており、一般的なオフィスの広さはひとりあたり約3坪です。

計算すると、単独で狭い事務所を持ったとして約30〜100万円前後はかかることになります。

新規で設計事務所を立ち上げる場合、坪数が不確かであれば、働く従業員の数で概算を出すことも可能です。

従業員1人あたりの一般的なオフィスの広さである3坪を例にして計算してみましょう。

◆従業員が10人の場合は、3坪×10人=30坪
◆30坪×1坪あたり30万円=900万円

従業員10人の設計事務所で、最大限の広さを取ると900万円かかります。

想像しているよりも費用がかかっていることがわかるでしょうか。

坪単価である内装工事の費用は、準備していないと金額に驚いてしまうことが十分ありうるのです。

こだわると単価が高くなる

内装工事費用が高くなるのは、設計事務所の広さだけではありません。

内装にこだわればその分、費用はかかります。

当たり前といえばそうですが、細かなデザインや素材、インテリアにはお金がかかります。

設計事務所とは建築家が所属する法人のことをいいます。

個人事務所の場合は、建築家がひとりですが、組織事務所の場合は、建築家がふたり以上在籍しています。

共同で経営していることもあり、形態もさまざまです。

従業員の数としてはそれほど多くないことがほとんどですが、ひとりあたりの平均坪数から考えると、広さは必要です。

また、設計事務所の内装は、デザイン性を重視している事務所もあります。

自然や清潔感、モダンさなど、依頼者との商談に心地よい空間を作る必要もあるからです。

接客スペースと、作業スペースを確保すると、自然と広さも必要でしょう。

デザインにもこだわることで、坪単価にオプションが重なり、坪単価が高くなります。

設計事務所の内装工事費用を抑えるリース

坪単価が高い内装工事ですが、費用を抑える方法があります。

それは、リースで費用を支払うこと。

最短でその日に審査が完了し、短期間で費用の工面が必要なときも安心です。

リースとは

最初に抑えておきたいのは、リースとローンの違いです。

リースとは、機械や設備などの、賃貸。一般には長期のものをいう。

ローンとは、貸付や融資、借款、貸し金(貸付金)のことをいいます。

それぞれ、借りることを意味する言葉ですが、借りる対象によって呼び方が違います。

内装工事費用はお金に当たるので、実際はローンを組んで返済するという考え方です。

しかし、内装工事費用そのものを設備と捉えて、長期的に貸出をする、という意味でリースと言う言葉を当ててサービスを提供しています。

さらに、所有権は事業主にあるので、自分のものとして使うことができます。

借りているものであれば気を使ってしまうこともありますが、所有権が自分にあることで、気兼ねなく使えるところがメリットです。

ローンとは違い、一括に大きなお金は動きません。

毎月少しずつ返済すればよいので、負担を減らせます。

内装工事リース株式会社

初期費用を抑えられる

リースで内装工事費用を支払うことで、初期費用が大きく抑えられます。

内装工事にかかる費用は、施工前に施工業者に支払うのが原則です。

大きなお金を動かすので、支払う側にとっては痛い出費。

従業員を雇う場合や、雇用を継続する場合はその分の給与を支払わなければなりません。

新たに設計事務所を構える場合は、広告宣伝費も必要になるでしょう。

初期費用は、内装工事だけがすべてではなく、事業を始めるに当たって必要な周りのことすべてにかかる費用です。

内装工事に割く費用が少なくできるならば、使わない手はありません。

内装工事費用をリースで支払う方法は、一度は検討すべき手段です。

最短でその日に審査が完了

内装工事リースは、最短でその日に審査が完了します。

内装工事など、見積もりを取ってから支払期限までは時間がありません。

銀行の融資を申請しても、通る前に支払期限を迎えることも、考えられます。

支払える余裕がなければ、工事は先延ばしになり、開業も遅れてしまうのです。

この点をクリアできるのが、内装工事リース。

銀行の融資であれば1カ月ほどかかる審査も、最短でその日に結果がわかります。

これまでに銀行の審査に落ちてしまった場合でも、審査に通る可能性があるので、諦めず相談してみましょう。

すぐに適応できれば、工事の着工もスケジュールどおりに進みます。

滞りなく内装工事や開業準備を進めるためには、早く審査を終えられるリースがおすすめです。

手元に資金が残る

内装工事費用をリースで支払い、返済後はコストをかけずに自分で所有できるため、手元に資金を残して内装工事ができます。

坪単価で費用が跳ね上がりやすい内装工事だからこそ、資金が手元に残ることでかなり余裕が生まれるのではないでしょうか。

手元に残った資金は、営業資金にすることが可能です。

依頼者への割引に使うことで、新たな顧客獲得を目指せるかもしれません。

還元の方法によって事業を拡大できるので、将来への投資として資金をとどめておくこともできます。

また、次回以降の内装工事費用として貯めておくこともでき、ちょっとした工事や備品の補充などに当てられるのも嬉しいポイントです。

手元に資金が残ると、選択肢が広がります。

さらなる会社の繁栄に貢献できるので、ぜひリースを考えてみてはいかがでしょうか。

内装工事リース株式会社

まとめ

設計事務所の内装工事は、費用が高くなりやすいです。

理由としては、

デザインにこだわる

作業スペースと接客スペースが必要

坪単価が高い

以上のことが挙げられます。

個人・法人や従業員の数によっても事務所の広さが違うので、内装工事費用に幅があり、思っているよりも高額になる可能性も。

内装工事の流れとしては、全8つの工程があり、必要に応じて組み合わせて施工します。

期間は3~6カ月。

時間があるように見えて、スピーディーに進むので、資金を用意する期間も短くなることがあります。

内装工事費用を用意する時間が無い場合は、リースで支払う選択を検討してください。

最短でその日に審査が完了

銀行よりも早く支援が受けられる

手元に資金を残して工事が進められる

働きやすい設計事務所で、従業員のモチベーションを上げられる空間を作るには、内装工事費用をリースで支払うのもおすすめです。

内装工事リース株式会社