WEB制作会社で起業したいと思っている人も多いのではないでしょうか?
WEB制作会社は、技術さえあれば個人であっても独立しやすいのが大きなポイントです。
そこで、この記事ではWEB制作会社で起業する方法や起業して成功する方法も紹介します。
目次
WEB制作会社で起業して成功するポイント
WEB制作会社で起業して成功するポイントは、以下の3つです。
- ブランディングをする
- WEBページの運用を行う
- 掛け算で単価をあげる
ブランディングをする
WEB制作会社で起業して成功するためには、ブランディングをすることが重要です。
ブランディングとは、自分がどのようなWEB制作会社で、どのような分野に対して強みを持っているのかを明確にすることになります。
今、日本には多くのWEB制作会社が存在しています。
そのような中で、他の会社と比較して自分の会社を選んでもらうためには、ブランディングをすることが重要でしょう。
ブランディングをするためには、SNSやホームページを使うことが有効です。
また、WEB制作会社の場合ブランディングをうまくできると、多くの顧客を獲得できるという特徴があります。
WEB制作会社は顧客もネットから依頼することが多く、商圏が広くなっています。
そのため、ブランディング次第では世界中から集客できる可能性もあります。
ここは商圏が決まっている飲食店やなどの店舗型ビジネスと違うところでしょう。
WEBページの運用を行う
WEB制作会社は、WEB制作だけではなくWEBページの運用も行うことが成功のポイントです。
WEB制作会社には大きく二つ分けられ、一つ目がWEB制作のみを行うWEB制作会社です。
二つ目が、WEBマーケティングをコンサルティングして、その中でWEB制作も行う会社です。
WEB制作会社で成功しやすいのは、WEBマーケティグを全てを一気に担える会社でしょう。
しかし、WEBマーケティングを全て担うのが難しいのも事実です。
そこでオススメなのが、WEB制作とWEB制作をした後に運用も行うことです。
運用に関しては、定期的な更新作業やアカウント・ドメイン・サーバー管理などの仕事がメインでしょう。
そのため、WEB制作のみを行っていた会社であっても、比較的参入障壁が低くWEBページの運用を行うことができます。
また、WEBページの運用を行うことで、運用費としてサブスクリプション収入を得ることも可能です。
掛け算で単価をあげる
WEB制作会社は掛け算で単価を上げていくことが重要です。
例えば、WEB制作のみしかできないWEB制作会社とオウンドメディアの構築までできるWEB制作会社がある場合、後者の方が単価が高くなる傾向があります。
このように、WEB制作会社は顧客にメリットを与えないと成功しないのが事実です。
そして、お客に対してメリットを与える一番簡単な方法が掛け算をすることです。
今回のように「WEB制作会社×オウンドメディア構築」と2つの分野を組み合わせることで、WEB制作会社だけではなくオウンドメディアの構築も一緒にしたいという人には、大きなメリットになり選ぶ理由にもなるでしょう。
WEB制作会社はフリーランスで起業するのがいい?
WEB制作会社で起業する際には、フリーランスで起業した方がいいと言われることが多いです。
これは、WEB制作が個人でもできるものだからでしょう。
WEB制作は、パソコンさえあれば行うことができ、フリーランスであっても起業することは可能です。
そして、一人でフリーランスとして起業することで初期費用を大幅に抑えることができます。
極端な話、フリーランスでWEB制作会社として独立する場合、初期費用を全くかけず今の環境のまま独立することも可能です。
そして、フリーランスとして独立してある程度仕事を獲得できるようになったら、次は業務委託という形でフリーランスを雇う側になり、最終的にはオフィスを構えて正社員として何人かを雇用する形が良いでしょう。
WEB制作会社で起業する前にすることとは?
WEB制作会社で起業する前にすることは、以下の3つです。
- 起業形態を決める
- WEB制作実績をつける
- ターゲット設定
起業形態を決める
WEB制作会社で起業する前には、どのような形で起業するかを決めておくことが重要でしょう。
WEB制作会社として起業すると言っても、フリーランスで個人事業主として独立する人もいれば、法人として独立する人もいます。
法人として独立する場合は、株式会社として独立するのか合同会社として独立するのかを決める必要もあるでしょう。
簡単に、この二つについて説明すると、株式会社は設立の際に定款認証が必要になり、登録免許税も含めると20万円前後かかります。
株式会社として法人化すると株式を保有することができるので、上場を目指していたり株式による出資などを予定している場合は、株式会社として独立する形がいいでしょう。
合同会社は、定款認証が必要なく登録免許税も6万円です。
そのため、株式会社の半分以下の初期費用で設立することができます。
一方で、合同会社の場合は株式だけを与えることができず、「出資者=経営者」という形になってしまうので、出資などを受けにくくなるでしょう。
このように、合同会社と株式会社ではそれぞれ特徴があるので、それらを考慮して決めるといいでしょう。
一番多いのは、個人事業主として独立して、そこである程度実績をつけるようになったら会社設立代行会社と相談の上、株式会社と合同会社のどちらの形式で法人化するかを決めるというものです。
WEB制作実績をつける
WEB制作会社で独立する前には、必ずWEB制作の実績をつけるようにしましょう。
WEB制作会社として関わる案件はさまざまで、起業当初は業種などを限定して受託するほど、金銭的に余裕があることも少ないです。
そして、このように様々な分野の制作実績をつけるためには、WEB制作会社で働いて経験を付けることが重要です。
また、WEB制作会社で働いていた時の成果物を使えないこともあるので、自分でサンプルサイトをいくつか作成して、実績として掲載するのが良いでしょう。
▶参考:WEBデザインで人々の生き方・働き方を変えるメディア|日本デザイン
ターゲット設定
WEB制作会社として独立する前には、ターゲット選定を行うことも重要です。
例えば、WEB制作会社と言ってもターゲットは様々な人になります。
業種によって分けることもできれば、年齢によっても分けることもできるでしょう。
また、そのクライアントがどのような層に対してアプローチをしたいかによっても、ターゲットは分けることができます。
例えば、若者に受けるWEBサイトの構築が得意なWEB制作会社になるなどが、クライアントのターゲットをもとに自社のターゲット設定をしている例です。
そのため、WEB制作会社を起業する際には自分はどんな人をターゲットにして、WEB制作事業を展開していくのかを明確にしましょう。
一番多いのは、業種ごとに分けていく方法です。
飲食店をターゲットにする場合は、飲食店をメインに制作実績を上げていき、その実績をもとにWEB制作会社として営業をかけていくことが必要でしょう。
また、飲食店をターゲットにする場合は、WEB制作のみではなくMEO対策なども同時に行えると営業の成功率が高くなります。
このように、ターゲットを明確にすることで、起業前にどのようなスキルが必要なのか、また何を身につければ付加価値になるのかを明確にしやすいでしょう。
WEB制作会社で独立して失敗する人の特徴
WEB制作会社で独立して失敗する人の特徴は、以下の3つです。
- マネジメント能力が低い
- ヒアリング能力が低い
- 営業能力が低い
マネジメント能力が低い
WEB制作会社で起業して失敗する人の特徴に、マネジメント能力の低さがあります。
WEB制作会社の場合、全部を自社内で行うこともありますが、バナー制作などはデザインセンスが必要になり外部に委託することも多いです。
そのような場合に、マネジメント能力が低いと業務委託先から納期までに成果物が上がってこなかったり、業務委託先に正確にクライアントの要望を伝えることができず、結果としてWEBサイトとしてのクオリティも下がってしまうようなこともあります。
その他にも、マネジメント能力が低いと法人化して社員を複数に雇った場合や、業務委託など含め数十人単位のチームとして動く場合、スムーズに物事が運べないというデメリットもあるでしょう。
そのため、WEB制作会社として起業して、ある程度会社を大きくしていきたい場合は、マネジメント能力をつけることが必須です。
ヒアリング能力が低い
ヒアリング能力が低い人もWEB制作会社として起業しても失敗することが多いです。
ヒアリング能力とは、クライアントがどのようなものを求めていて、それをどのようにしたら実現できるのかを提案することです。
WEB制作会社を利用するクライアントの多くは、WEB制作に対して経験や知識が無いということを前提にヒアリングを進めていくことが重要でしょう。
例えば、クライアント自身では言語化できない部分であったり、クライアントの頭のなかにイメージとしてはあるけど、どのように言ったらいいのかわからないことも多いです。
このような場合に、ヒアリングをしてクライアントのイメージを言語化して、WEB制作に反映できるようになることが重要です。
このようにヒアリング能力が高いと、顧客満足度も高くなり必然的に多くのお客さんを獲得することができます。
一方で、ヒアリング能力が低いとクライアントとイメージを共有することができず、顧客満足度も落ちてしまうでしょう。
また、わかったつもりで話していた結果、共有したら全くクライアントのイメージと違うものができて、クライアントから評価が落ちてしまうこともあります。
営業能力が低い
営業能力が低い人もWEB制作会社として起業しても成功しないことが多いです。
営業能力とは、自分で営業先を拡大して、そのクライアントに確実に刺さるようなプレゼンができる能力のこと。
WEB制作会社の場合は、WEBマーケティングで案件を獲得することも多いですが、このようなWEBマーケティングも営業能力と言えるでしょう。
まとめ
WEB制作会社は、実績や技術がないとお客さんを獲得することができず、他社と差別化ができないと選ばれないのも事実です。
一方で、個人事業主でもできるためハードルは低いと言えるでしょう。
そして、法人として起業すると手続きに苦労する場面もたくさんあります。
そのようなケースで役に立つのが経営サポートプラスアルファです。
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WEB制作会社で起業を検討している人は、ぜひとも経営サポートプラスアルファにご相談ください。