こんにちは、今回は事務所の内装工事にかかる費用についてご紹介していきます。
会社や店舗を経営する上でほとんどの方が事務所を構えており、事務所がある場合とない場合では生産性に大きな差が出てくるのです。
また、取引先との打ち合わせのほとんどが事務所で行われるため、事務所の内装は整えておく必要があります。
中には事務所の内装にこだわって、高い費用をかけて工事をする方もいらっしゃいます。
そのため、今回は事務所の内装にはこだわるべきなのか、内装が安い事務所でも良いのかを踏まえて、内装工事をする際にの費用面について詳しくご紹介していきます。
Contents
事務所の内装はこだわるべきか
事務所といえば、飲食店や美容院のように接客を行う場所ではなく、社内のスペースとなります。
そのため、事務所の内装はそこまで高い費用をかけずに安い内装でもいいのではないかといわれることがあります。
しかし、最近では会社の独自性を出すためにも内装にはこだわるべきだという人も増えてきています。
会社のイメージとして、安い内装の造りの事務所よりも、しっかりと内装が整っている事務所に越したことがないでしょう。
今回内装工事の費用面についてお話しする前に、事務所が内装にこだわるべき理由を簡単にご紹介していきます。
最低限の見栄えは必要
先ほども記述したように、事務所は自分たちの独自のスペースではるもものの、取引先と打ち合わせをする機会も多く発生します。
その際に、見るからに内装が安い造りをされていると、会社としてのイメージが下がってしまい、印象が悪くなってしまいます。
また、最近のIT業界の企業では、独特な内装や従業員の過ごしやすさをPRしている企業があるほど、事務所の内装は企業によって用途がわかれてきます。
清潔感を出す
事務所の内装は従業員の生産性に繋がることもあるのです。
明らかに安い造りがしてあり、壁紙が剝がれてしまっていたり、ボロボロになってしまっている中では従業員のストレスも溜まってしまい、業務へ集中することができなくなってしまうかもしれません。
事務所の内装で必要なものとは
事務所は見た目や会社のイメージのために重要ですが、内装にかける費用は安いに越したことはありません。
そのため、そこまで内装に費用はかけないで極力安い費用で収めたいという方は、最低限業務に必要な物、支障を来さない物があればいいでしょう。
その上で、自身らが業務を行うスペースは安い造りにしておき、打ち合わせなどをする応接間や応接スペースはある程度整えておくと、比較的安い費用ながら会社のイメージは崩さない事務所がを構えることができます。
事務所の内装工事の相場の違いとは
事務所の内装工事を行う上で、安い費用で済ませられるケースと高い費用がかかってしまうケースがあり、平均的な事務所の内装工事の相場は約20万円から40万円となっており、総額でも300万円前後がかかってくるのです。
しかし、業者に内装工事を依頼した際の費用はさまざまな要因によって高い、安いが変わってくるのです。
それではその要因をいくつかご紹介していきます。
坪単価
内装工事を行う際の費用で把握しておくべき点としては、”坪単価”です。
坪単価とは、1坪あたりにかかる費用のことであり、地域や業種によって単価が変わっているため、事前に把握しておく必要があります。
この坪単価を把握しておかないと、業者に内装工事を依頼した後に費用が予想以上にかかってしまうことがあるのです。
工事の規模
内装工事の費用で費用の高いか安いかが決まる要因としては、工事の規模が挙げられます。
工事の規模はそれぞれの事務所の広さにもよって変わってくるので、坪単価が安い事務所でも、規模が大きいとそれに伴って工事にかかる費用が大きくなってしまいます。
物件の種類
内装工事を行うにあたって、その物件の種類に応じて大きく変わってきます。
主にテナントなどで事務所を最初に立ち上げる際の物件として、「居抜き物件」と「スケルトン物件」の2種類があります。
居抜き物件とは、既に設備が整っている状態で募集がされている物件のことであり、レイアウトやデザインを気にしないのであれば、修繕の費用がかからないので、工事費用が大きく削減できるのです。
それに対してスケルトン物件とは、内装が何もない状態で募集されている物件のことであり、イチから内装を整えなければいけないのです。
イチから事務所の内装に手を加えなければいけないため、居抜き物件よりも費用が高くなってしまう傾向が多いです。
工事の費用が安い事務所の特徴とは
相場が変わるケースを3つご紹介したところで、つぎは実際に工事をする際に費用が安い事務所はどのような特徴があるのかについて、いくつか例をあげていきます。
必要以上に工事をしない
事務所の内装工事を依頼する時で起こりがちなミスとして、”必要以上に工事をしてしまう”というケースです。
業者に依頼をする際には「どうせ頼むなら全体的にやってもらおう」という発想になりやすく、当初計画していた工事の内容よりも大がかりになってしまうことで、安い費用で済ませようとした依頼が大きな費用が発生してしまうというケースも少なくないのです。
そのため、極力安い費用で抑えたいという時には、事前に予算を決めた上で工事内容をどこまでできるか決めていくと良いでしょう。
デザインにこだわらない
飲食店や美容院のようなお客様と常に接する店舗であれば、お客様からの店舗に対するイメージアップに繋げるような内装にするべきですが、事務所のように日頃は自社の従業員のみしかいない場所であれば、必要以上にデザインにこだわる必要はないでしょう。
事務所が広すぎない
内装工事をする際の費用が高くなりやすい理由としては、事務所の広さが挙げられます。
事務所が広ければ広いほど工事をするべき内装の範囲が広がるため、費用が高くなりやすいのです。
内装工事が安い業者を選ぶには
内装工事を業者に依頼する際には、ほとんどの方が費用が安いに越したことはないですね。
業者選びによっても費用の高い安いに影響が出ることもあり、より安い費用でクオリティが高い工事をしてもらうには業者選びが重要になるのです。
そのため、工事費用が安い業者を選ぶ方法についていくつかご紹介していきます。
複数の業者で比べる
内装工事に依頼する際に1社だけの話を聞いて決めてしまう方が多くいらっしゃいますが、内装業者によって作業のクオリティは変わりますし、費用が安い場合も考えられます。
内装工事が完了した後に「もっと安い費用で依頼できる業者があった」というケースはよく見受けられ、より安い費用で依頼をするには複数の内装業者に見積もりを出してもらった上で、一番安い内装業者に決めるべきなのです。
事務所に近い業者に依頼する
内装業者に依頼する際の費用の中に出張費が含まれていることが多く、作業現場である事務所から遠い業者であればそれだけ出張費が高くなってしまうのです。
事務所から近い業者に依頼することで内装工事費用が安いだけでなく、現場でトラブルが起こった際にすぐに駆けつけてくれて迅速な対応をしてくれやすいというメリットがあるのです。
事務所の内装工事の実績が多い業者に依頼する
内装業者の中でもそれぞれ得意な工事があれば不得意な工事もあります。
事務所の工事の実績が少ない業者に依頼をしてしまうと、流れや作業に慣れていないため、工事に取り掛かってから完了までの時間がかかってしまうだけでなく、内装費用が高くなってしまいます。
それに対して事務所の工事が得意な業者であれば、工事がスムーズ進んだり費用が安いだけでなく、他の事務所の工事の経験からより良い内装の提案をしてくれることもあります。
そのため、自身では思い浮かばなかった内装のイメージも取り入れることができ、よりクオリティの高い内装工事を行うことができるようになるのです。
知り合いのツテを使う
こちらはごく一部の方が対象となる例となってしまいますが、簡単に安い費用で内装工事を行うには、ズバリ知り合いに頼るのが一番です。
知り合いに内装業者がいないという方であれば、知り合いの知り合いに業者がいないかくらいは確認をしておいてもいいでしょう。
やはり見ず知らずの業者に依頼をするよりも、顔見知りに依頼をした方が安い費用でできるというメリットの他にも、依頼自体がしやすかったり話が通しやすいというメリットがあります。
また、工事を依頼する際には信頼できる業者に頼むべきであり、知り合いであれば信頼の面でも安心できます。
<最後に>
ここまでで事務所の内装工事の必要性であったり、業者に工事を依頼する際の費用面についてご紹介してきましたが、まとめると”事務所の内装工事をする前には事前に費用面や選ぶべき業者について調べておく必要がある”といえます。
事前の情報収集の段階でで焦って依頼をしないということが重要であり、工事のパターンごとの費用を随時相談するべきでしょう。
内装工事は一度工事が完了してしまうと、元に戻すのに膨大な時間がかかってしまい、それに伴って高い費用を支払わなければいけない可能性もあるのです。
また、トータルで見たときに一番費用をかけるリスクを減らすためには、内装工事そのものを失敗をしないようにすることが最重要です。
そのため、内装工事について少しでも困ったことや迷ったことがあったときには、内装工事を依頼をするにしろ、しないにしろ、まずは専門業者に相談してみるのが無難です。