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会社設立事例/通信回線工事会社から従業員を引き連れての独立体験談

※本人特定されないように一部変更している部分もあります。

  • 会社設立時の年齢:40代前半
  • 会社設立前はお勤めの方、個人事業主どちらか?:お勤め
  • 会社設立前の仕事内容:通信回線工事
  • 会社設立時のメインの事業内容:通信回線工事
  • 自己資金はいくらあったか?:300万円
  • 会社設立後の予想業績等はどうであったか?:順調
  • 合同会社と株式会社どちらにしたか?:株式会社

独立の後押しは勤務先の通信回線工事でついてきて来てくれる従業員がいた

勤めていた通信回線工事の会社で、代表との間で確執が出来てしまっているようでした。

その際の従業員からも独立するなら、付いていくとのことから従業員を引き連れての独立を考え始めました。

ご本人は、独立するつもりも全く考えてもいなく、通信回線工事の作業員としてずっと業界にいるだけだったので、会社を経営することなんて難しい事と考えていました。

独立して従業員を引き連れていくことに勤め先の代表が承諾してくれた

勤めている通信回線工事会社の代表とも話をし、従業員を数名引き連れていく形で、独立の承諾を得ることが出来たようで従業員達も付いてきてくれると言ってもらえたようでした。

独立するにあたり従業員を引き連れていくことは珍しくありませんが、きちんと承諾とった事例は結構稀な話だと思います。

今回は従業員を引き連れていくにあたり承諾を取りましたが、承諾を取らないケースではトラブルを回避するためにも弁護士と連携しながら、いつでも弁護士が動けるようにして法律論で守りながらも進めていくこととなります。

独立して会社を設立するにあたり、不安でいっぱいだったが、直接面談にて2時間近くいろいろと相談したところ、沢山やることがあるがKSPさんがサポートしてくれることに安心出来たので、会社設立をする事にしたとのことでした。

不安ながらの独立して会社設立

今まで通信回線工事の会社に従業員として勤めてきただけで、社長になりたいとか会社を経営したいとか考えたこともない中、不安だらけなので、つまらない会話でも一緒に考えて欲しいとの事でした。

もちろん、「一緒に考えて行きましょう」と伝えました。

【会社設立後】

会社設立した後、何をどのようにするのか? 右も左も分からない状況でも大丈夫なのか? と会社設立後も何度も、電話や仕事帰りに弊社に立ち寄っていただき、会話をしながら進めて来ました。

会社を大きくするとか、自分が儲かりたいとかは特に考えてはいなくて、従業員が頑張って働いてもらえるような環境とかを考えていきたく、そのサポートもお願いしたいとの事でした。

会社設立後も不安を払拭するために二人三脚で乗り越えていく

今回のお客様は、急遽、周りに言われて独立をした経緯があり、それはもう不安だらけだったかと思います。

税務署から資料が届くたびに、すぐに電話が来て、
「分からないけど、資料が届いたけど、どうしたら良いのか?」
などとご連絡をいただき、一緒に書類を確認しながら、説明させて頂きました。

従業員を引き連れての独立なので、「不安で胃が常に痛く、眠れない日もあるよ」などとよく口にされてました。

それくらい、責任感が強く従業員を守りたいんだという気持ちが私達にも伝わり、電話でもメールでも来社でもいつでも声掛けてくださいと伝えさせて頂きました。

すると、電話の度に、「くだらない話かもしれませんが。。。」とか「こんな質問するの僕だけですよね?。。。」などと言いながら、良く電話をいただきます(笑)

会社を経営するということは簡単では御座いません。

辛いことも、苦しい時もあります。

誰もが不安を抱えながら、会社設立しております。

でも、私達はお客様の独立するにあたっての不安が払拭できるように、どのような事でも気軽にご相談いただければ、一緒に悩んで良い方向へ解決出来る様にサポートさせていただくように頑張ってまいります。

そして、共に成長していければと思います。

記事監修者の情報

税理士法人
経営サポートプラスアルファ

代表税理士 高井亮成

保有資格:税理士・行政書士

税理士の専門学校を卒業後、会計事務所に入社。
その後、税理士法人に転職をして上場企業や売上高数十億円~数百億円規模の会計税務に携わる。

現在は税理士法人の代表税理士として起業・会社設立をする方の起業相談からその後の会計、決算、確定申告のサポートを行っている。