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会社設立事例/副業でネットショップ

※本人特定されないように一部変更している部分もあります。

  • 会社設立時の年齢:30代
  • 会社設立前はお勤めの方、個人事業主どちらか?:お勤め
  • 会社設立前の仕事内容:会社員
  • 会社設立時のメインの事業内容:コンサル、コーチング業
  • 自己資金はいくらあったか?:50万
  • 会社設立後の予想業績等はどうであったか?:1000万の売上
  • 合同会社と株式会社どちらにしたか?:株式会社

会社に勤めながら副業でネットショップを開業

本業は会社員として働きながら、副業としてネットショップを営んでいました。

副業にてネットショップを数年行っており、徐々に利益が出始めたので、知り合いから聞いたところ、複数の事業を行う場合には、法人化にしてしっかりしないといけないと言われ、会社設立のお問い合わせを頂きました。

さらにお勤めの会社員のお仕事ではコンサル事業をメインとしながら、コーチ業、スクール業、コーチング業を行っており、それらを含めると法人化した方が良いとの判断でした。

副業でネットショップを法人化した理由

以下の3つが会社設立する理由でした。

  • 勤め先にバレたくない
  • 経理実務をしっかりとしたい
  • 信頼

勤め先にバレたくない

1点目が、勤め先にバレたくないということです。

ネットショップを始めたころは利益が出ていない予測であったため一旦個人事業主として始めました。

それは赤字であれば所得が出ないため申告不要と考えていたためでした。

しかし、徐々に月で10万円以上の利益が出るようになり個人事業主での確定申告を行うと勤め先に副業がバレてしまうリスクを感じネットショップにて法人化しようと考えました。

経理実務をしっかりとしたい

2点目が、経理実務をしっかりとしたいという事です。

知り合いから聞いた話ですが、経理という意味でいうと、法人より個人事業主の方が経理が楽と聞いた事があったようでした。

しかし、自身で独立をしてこれから先10年20年行っていつかは完全に独立する可能性を考えると、最初から経理の基盤をしっかりとして数字の把握をしたいと思ったそうです。

信頼

3点目が、信頼です。

ネットショップだけであれば万が一副業がOKだったとすれば個人事業主でもよかったのですが、コンサルを行うことも考えると自身がコンサル料を支払う立場で考えてみると、個人事業主より法人に頼んだ方が信頼性が高いと思い、自身が思う事は皆が思うことであると思い、会社設立を決めました。

副業でネットショップを法人化するタイミング

会社員としての本業以外に、副業として個人事業主をやっていたので、法人化するタイミングに悩まれていました。

当初は個人の確定申告が終わったあたりの4月頃を考えていましたが、1月1日から法人化を行う事で、個人事業主の確定申告をする手間が省けると説明した結果、年明け早々の会社設立を決断されました。

副業でネットショップを法人化するまとめ

会社員として働きながら、副業でネットショップを行っているケースでした。

副業禁止でネットショップの法人化は、下記のタイミングがあります。

  • 月の利益が出始めるまでは個人事業主で行い、月の利益が10万円以上出始めてから法人化する
  • 勤め先にバレないように先に法人化する

また副業が禁止されていない、場合のネットショップの法人化は下記のタイミングです。

  • 利益が出始めるまでは個人事業主で行い、年間利益が向こう一年間で500万円の利益が出始めると見込めたタイミングで法人化(仕入れに再投資して在庫を抱える場合に利益が出ているにも関わらず利益か出ている実感がないことがあります。)
  • ネットショップの利益が出ることを見込んで法人化
  • ネットショップ以外の事業も行うために信用力を取って法人化

法人化のタイミングは人それぞれです。

会社員から独立するタイミング、個人事業主から法人化をするタイミングについて悩まれる方は多くいらっしゃいます。

法人化するタイミングは、に税金が安くなるからだけではなく、その方の事業内容、家族構成等全てを把握してからでないと一概に言えない事があるので、設立のタイミングで悩まれている方は是非一度、私たち税理士法人経営サポートプラスアルファに相談してみてください。

記事監修者の情報

税理士法人
経営サポートプラスアルファ

代表税理士 高井亮成

保有資格:税理士・行政書士

税理士の専門学校を卒業後、会計事務所に入社。
その後、税理士法人に転職をして上場企業や売上高数十億円~数百億円規模の会計税務に携わる。

現在は税理士法人の代表税理士として起業・会社設立をする方の起業相談からその後の会計、決算、確定申告のサポートを行っている。