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起業では多くのサポートを受けられる!サポートを一覧でご紹介

起業では多くのサポートを受けられる!サポートを一覧でご紹介

起業するためには様々なサポートが必要となるでしょう。

専門的な知識が必要となるため、サポートなしで自力で手続きを済ませるのは難しい部分があります。

サポートが必要となるものの、起業するにあたってどのようにしてサポートを受ければよいのかイメージしにくいでしょう。

どこがサポートしてくれるのか知らなくても不思議ではありません。

今回は起業のサポートについて種類や選び方のポイントなどをご説明します。

起業にあたって受けられるサポートの種類

起業するにあたってどのようなサポートが行われているのか具体例を挙げると以下のとおりです。

  • 中小企業庁
  • 厚生労働省
  • 地方自治体
  • 商工会議所
  • 民間企業

それぞれについて、起業のためにどのようなサポートが行われてるのかご説明します。

サポート1:中小企業庁

中小企業では経営サポートとして様々な支援が提供されています。

今すぐに起業したい人はもちろん、将来的に起業を考える起業家を支援する仕組みもあります。

例えば「創業・ベンチャー支援」では、起業を考える人が円滑に起業できるようなサポートを実施しています。

資金調達や情報提供など、起業する人の多くが受けたいであろうサポートを提供しているのです。

また「起業家教育支援」では、起業家を目指す若者への起業家教育を推進しています。

教育を実施するのは中小企業庁ではないものの、民間企業などが必要な人に向けて教育を実施しやすいような環境を整えています。

起業する段階ではなく起業したいと考えている人のサポートも充実しているのです。

他にも、中小企業庁では起業や起業してから利用できる支援金がサポートとして設けられています。

起業する際は資金面のサポートが必要となる場合が多く、中でも費用を要しやすいものや働き方を改革するものについてはサポートを受けられる可能性があります。

なお、中小企業庁が実施するサポートは、申請にあたり様々な条件が設けられています。

条件に合致していなければ申請できないため、どのように起業すればサポートを受けられるのか事前に確認しておきましょう。

また、多くの必要書類を提出しなければならない場合もあり、申請には時間がかかることがあります。

サポート2:厚生労働省

厚生労働省からは「中途採用等支援助成金(生涯現役起業支援コース)」と呼ばれる助成金によるサポートが提供されています。

起業に関するサポートは限られているため、厚生労働省でサポートを探す場合には注意しなければなりません。

こちらの助成金は40歳以上の中高年齢者が起業によって就業機会の創出を図り、事業運営のために必要な従業員を雇い入れるために必要な資金をサポートしてもらえます。

利用できる年齢には指定がありますが、起業のときに問題となりやすい費用面のサポートが受けられる制度です。

特に自分自身の起業だけではなく、雇用を創出するために必要となる費用をサポートを受けられる点は注目です。

募集や採用、教育訓練の実施などにかかる費用もサポートの対象となるのです。

本来は起業して費用を貯めてから従業員を雇い入れしなければなりませんが、厚生労働省のサポートがあれば早い段階から計画できるようになるのです。

サポート3:地方自治体

地方自治体は起業に向けて様々なサポートをしています。

これは自治体にとって会社を設立してもらうことは、大きな経済効果を生み出してくれると考えられているからです。

どのような起業のサポートが行われているのかは地方自治体によって大きく異なります。

全ての自治体で決まった制度が導入されているわけではないため、どのような制度が導入されているのかは起業したい自治体で確認する必要があります。

例えば起業のサポートとして、開業資金や運転資金の融資を提供しているものがあります。

起業するにあたって問題となりやすいのは金銭面です。

この点をできるだけスムーズに解決するために、地方自治体が積極的に融資などのサポートをしているのです。

また、融資ではなく助成金でサポートしているケースがあります。

例えばビジネスコンテストを開催して助成金を出したり、特定の業種について助成金を出したりしています。

また、大規模なシステムの導入など高額な出費が必要となる際に、その一部をサポートしてくれる仕組みが設けられている場合があります。

他にも、起業家になる人をサポートする制度が設けられている場合があります。

例えば起業に向けて必要な準備をセミナーで説明したり、事業計画についてアドバイスしたりするものです。

起業に向けて一貫してサポートしている場合もあれば、特定の内容についてのみサポートしている場合もあります。

地方自治体によるサポートは、自治体によってその内容が大きく異なっています。

また、定期的に内容が変更される場合も多いため、必ず地方自治体の公式サイトにアクセスをして最新の情報を確認しましょう。

サポート4:商工会議所

商工会議所では幅広く創業の支援や起業の支援を行っています。

商工会議所が設置されている地域によってサポートの内容は違いがあるものの、全体的に力強いサポートを受けやすくなっています。

例えば商工会議所では、起業に関する手続きのサポートを行っています。

起業するためには様々な手続きをしなければならず、作成する書類も様々なものがあります。

これらについて自力で対応して挫折しないように、商工会議所がサポートしてくれるのです。

また、起業に向けて必要な知識を体系的に学ぶセミナーなども実施されています。

必要に応じて商工会議所と別の企業や団体が提携して、起業家を応援する仕組みが設けられているのです。

なお、商工会議所は事前に予約さえしておけば、比較的簡単に起業の相談ができます。

「これから起業したいがどうすれば良いのかわからない」「起業しても大丈夫だろうか」など疑問がある段階でもサポートを受けられるのが特徴です。

なお、商工会議所によって管轄している地域や受付時間などが異なります。

商工会議所によるサポートを受けたいのであれば、まずどこに問い合わせをすれば良いのか確認し、その問い合わせ先の営業時間などを確認するようにしてください。

サポート5:民間企業

民間企業は起業にあたっては様々なサポートを実施しています。

公共機関のサポートが見つからなければ、民間企業で探せばほぼサポートが見つかるでしょう。

民間企業が実施しているサポートは多岐に渡ります。

例えば以下のようなサポートが実施されています。

◆ 法人登記や書類作成
◆ 許認可や登録の書類作成
◆ 法人口座の開設
◆ 事業計画の作成
◆ 助成金の申請

これらは一例ですが、起業時や起業してから必要となるサポートが幅広く提供されていると理解してもらえるでしょう。

インターネットなどで検索すれば求めるサポートはほぼ見つかるはずです。

民間企業で企業のサポートを受ける際は、企業ごとに得意分野がある点を理解しておかなければなりません。

例えば会社設立を得意とする企業もあれば助成金申請のサポートを得意とする企業もあります。

案内などを踏まえてどのようなサポートを実施してもらえるのか吟味しなければならないのです。

なお、企業によってはグループ会社で様々なサポートを実施している場合があります。

例えば、会社設立をサポートする企業と許認可の申請をサポートする企業グループで保有しているのです。

このような企業を選択すれば、企業間で情報を連携してもらえるなど、起業のサポートをスムーズに進めてもらいやすくなります。

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起業サポートの選び方

ご紹介したとおり起業のサポートには様々なものが存在します。

そのため、自分に適したものを選択して利用しなければなりません。

その際に選択するポイントは以下のとおりです。

  • 公的機関のサポートが良いか
  • サポートの申請に時間はかけられるか
  • いつまでにサポートを受けたいか

それぞれについてご説明します。

サポートの選び方1:公的機関のサポートが良いか

最初に考えてもらいたいのは公的機関のサポートが良いかどうかです。

ご紹介したとおり公的機関のサポートは数多く用意されています。

そのため、積極的にこれらのサポートを選択するのも良いでしょう。

ただ、サポートは全国的に展開されているものとそうではないものがあります。

求めているサポートが提供されていない可能性もあるため注意しなければなりません。

サポートの選び方2:サポートの申請に時間はかけられるか

サポートを受けるために時間をかけられるかどうかを考えましょう。

特に起業のリミットがある場合は注意しなければなりません。

サポートの内容によっては、申請するために数多くの書類を作成しなければなりません。

書類作成には時間を要してしまうため、起業するにあたり時間面で負担となる可能性があります。

あまり時間をかけられないのであれば、そのような起業のサポートを選ばなければなりません。

サポートの選び方3:いつまでにサポートを受けたいか

起業する時期を踏まえて、いつまでにサポートを受けたいか考えましょう。

特に時間的に余裕があるのかどうか考えるべきです。

例えば公的機関のサポートは、申請してから半年後や1年後にお金が支給される場合があります。

つまり、支給されるまでの期間は自分のお金でやりくりしなければならないのです。

このような仕組みに対応できる場合はよいですが、対応できないのであれば短期間で提供してもらえるサポートを選択しなければなりません。

まとめ

起業で利用できるサポートについてご説明しました。

起業は自分自身で全てやるイメージがあるかもしれませんか、ご説明したとおり様々なサポートが存在します。

必要に応じてサポートを活用することで、起業をスムーズに進められるでしょう。

なお、起業にあたり会社設立のサポートが必要な場合は、24時間受付で手数料無料の経営サポートプラスアルファにご相談ください。

また、許認可の取得など申請でサポートが必要な場合は、税理士法人経営サポートプラスアルファにご相談ください。

どちらについても起業のプロが丁寧にサポートします。

記事監修者の情報

税理士法人
経営サポートプラスアルファ

代表税理士 高井亮成

保有資格:税理士・行政書士

税理士の専門学校を卒業後、会計事務所に入社。
その後、税理士法人に転職をして上場企業や売上高数十億円~数百億円規模の会計税務に携わる。

現在は税理士法人の代表税理士として起業・会社設立をする方の起業相談からその後の会計、決算、確定申告のサポートを行っている。