こんにちは、今回は内装工事を業者に依頼をする際のポイントについてです。
店舗や事務所を構える上で内装工事は必要不可欠となり、工事をする時には業者に依頼をする方がほとんどです。
しかし、業者によって費用や技術力に差はあります。
さらに内装工事を業者に依頼する際には様々なメリットやデメリットがあります。
そのため、今回はそもそも内装にこだわるべき理由から内装工事を業者に依頼するメリットやデメリットを踏まえて、どのように業者を選ぶべきかについてご紹介していきます。
Contents
内装工事の必要性とは
事務所や店舗の内装はそれぞれの企業ブランドや独自性を表現することができるため、「顔」といわれることがあります。
とは言え、それ以外にも内装工事を行うべき理由はさまざまです。
それでは、まず初めに内装工事が必要な理由や状況についてご紹介していきます。
事務所や店舗の立ち上げ
事業を始める際には事務所や店舗を構えることが多いので内装工事が必要となります。
事務所や店舗を構える際には、「居抜き物件」という既に内装設備が整っている物件もありますが、基本的には内装設備が何も整っていないことが多いため、それなりの規模の内装工事が必要となります。
イメージアップ
先ほど記述したように、内装は事務所や店舗の顔ですので、会社のイメージに繋がります。
内装のリニューアルによってイメージアップを図り、売り上げの向上に繋げるということもあるのです。
建物の老朽化
事務所や店舗を構える上では建物の老朽化は避けられません。
長く利用するに当たって塗装が剥げてしまったり傷がついてしまったりするため、そのまま放置してしまうとより一層悪化してしまい、もっと見栄えが悪くなってしまいます。
そのため、長く経営をしていくなかでは定期的な内装工事を検討する必要が出てきます。
内装工事の業者の種類とは
内装工事を業者に依頼するとなった時に、どの業者を選ぶべきか迷われる方も多くいらっしゃるでしょう。
内装工事の対応ができる業者はさまざまであり、それぞれの会社によってメインとなる工事内容が異なります。
そのため、内装工事を依頼する際に出てくる業者の代表的な例についてご紹介していきます。
内装業者
内装工事を行う際にはデザイン、設計、施工と大きく分けて3つの作業があります。
この3つの工程をそれぞれ別の業者に依頼をするとかなりの費用がかかってしまいます。
しかし、内装業者は内装工事をメインとして事業を営んでいる業者であるため、この3つの工程を1社で対応している業者がほとんどなのです。
そのため、内装工事の専門家に依頼ができるだけでなく、費用も抑えられるのであれば、内装工事で困った時は内装業者に依頼をすればまず間違いはないでしょう。
工務店
工務店も内装業者と同様、デザイン、設計、施工の3つの工程を1社で対応できる業者がありますが、主には一般住宅の建築やリフォームがメインの業者が多いため、内装工事に関しては工務店の中でもその業者がどれだけ内装工事を経験しているかによってしまいます。
内装工事に慣れていない工務店に依頼をしてしまうと、その分工事にかかる時間が長くなってしまったり費用が高くなってしますこともあるため、事前に確認をしておく必要があるでしょう。
設計・デザイン会社
設計・デザイン会社は基本的に設計やデザインのみを担当することが多いため、内装業者や工務店とは異なってきます。
特に内装のデザインなどにこだわりたいという場合や、自身の理想に近い実績があるデザイナーを指名したい場合などはよいでしょう。
しかし、好みのデザイナーを指名する際には他の業者と比較ができないため、1社の見積もりしか出すことができなません。
また、設計・デザインと施工を対応してくれる場合でも費用は別になっていることもあるため、他と比べると費用が割高になることが多いようです。
内装工事を業者に頼むメリット
つぎに内装工事を業者に頼むメリットについてです。
最近ではDIYなどで自身で内装工事を行う方が増えてきている一方で、高い費用をかけてまで業者に依頼をする方も依然多くいらっしゃいます。
内装工事を業者に依頼することで得られるメリットはさまざまですが、いくつかご紹介していきます。
クオリティが高い
DIYと業者の一番の違いは、クオリティの高さでしょう。
特に内装工事を専門としている業者の技術力はかなり高いものであり、経験が豊富であるため、さまざまなシチュエーションにも対応してくれるのです。
そのため、内装にこだわりたいという方は、業者に頼む際のクオリティ面のメリットが大きく感じるでしょう。
余計な時間を使わない
経営をする上では、売り上げを伸ばさなければいけないため、内装工事に付きっきりというわけにもいきません。
内装業者に工事依頼をすることで、施工までの業者との打ち合わせでイメージをしっかりと擦り合わせておけば、工事期間中は経営的な仕事に注力することができます。
プロの意見を取り入れられる
業者に依頼することのメリットは、何も技術力や時間を削減できるだけではありません。
何よりも”経験が豊富”という点が最大のメリットです。
内装工事を専門としている業者であれば、さまざまな現場やシチュエーションをこなしてきているため、プロ目線からより良い内装の提案をしてくれるのです。
そのため、自身では思い浮かばなかったような内装のアイデア取り入れることもできるので、より理想に近い内装を実現させることができるのです。
内装工事を業者に頼むデメリット
業者に頼むメリットがあれば、やはりデメリットも生じてしまいます。
また、デメリットの中でも必ず起こるデメリットと、たまに起こるデメリットがあり、その種類もさまざまです。
それでは、内装工事を業者に頼む際のメリットと比較しつつ、デメリットの面についてご紹介していきます。
費用が高い
業者に頼む際の最大のメリットとしてクオリティの高さを挙げましたが、質が高ければそれに伴って必然的に費用が高くなってしまいます。
実際の費用は内装工事の規模や作業をする業者にもよって変わってきますが、DIYと比べると費用面は圧倒的に高くなってしまいます。
イメージが伝わりづらい
業者に依頼する際には、事前の打ち合わせでしっかりとイメージの擦り合わせが必要となります。
しかし、時にこちらのイメージと業者側のイメージがなかなか合致せず、工事着手までに必要以上に時間を費やしてしまうだけでならまだしも、工事が完了した後にこちらがイメージしていた内装と全然違っていたといったケースも少なくはないのです。
業者選びが難しい
内装工事を行うとなった時に意外にも苦労をするのが”業者選び”です。
内装工事を扱っている業者は山ほどあり、その中から自身の理想に近い内装を実現できる業者や、費用を抑えられるような業者を探すのは一苦労です。
また、イメージの擦り合わせもスムーズに進めたいとなると、ある程度感性が似ている業者に依頼をする必要があります。
しかし、建設業の知り合いやツテでもない限り、全く知らない業界で業者を選ぶのは大きな苦労が伴います。
内装工事の業者の選び方
いざ業者に頼もうとした際の業者の選び方についてですが、業者を探すときにはインターネットを活用される方が多いでしょう。
そのため、インターネットを活用した際にどのように業者を選ぶべきかについてご紹介します。
見積もり比較サイト
最近では内装工事のみならず、さまざまな業界で業者に依頼をする際の”一括見積サイト”があり、業者ごとの費用を比較することができます。
内装工事に関しても専用の見積もりサイトがあるため、困った時に利用すれば間違いはないでしょう。
主に内装工事をする業種、工事の規模、都道府県などの記入が必要となり、その他予算などの細かな条件を付けることで、より理想に近い業者を紹介してくれるサイトです。
ホームページ
今ではほとんどの会社や店舗が持っていて当たり前なホームページですが、業者のホームページには内装工事の実績などが掲載されていることが多く、業者の得意な工事が紹介されていることがあります。
そのため、自身が依頼しようとしている内装工事と近い規模の工事を多くこなしている業者であれば、より依頼がしやすく、業者側も内装のイメージをしやすくなるのでスムーズに内装工事を行うことができるのです。
Googleマイビジネス
最近注目されつつあるのが”Googleマイビジネス”と呼ばれるグーグルが行っているサービスの一つです。
Googleマイビジネスとは、Googleマップのなかに住所や電話番号などの情報を登録している会社や店舗が表示される機能です。皆さんも飲食店や美容院などをグーグルで検索した際に、グーグル上の口コミが書かれているのを目にしたことはありませんか?
あの口コミが書かれているのが、Googleマイビジネスに登録されている会社の口コミなのです。
より信頼を置ける内装業者に依頼をしたいとなれば、周りからの口コミや評価というのは非常に重要な判断基準になります。
そのため、グーグルで調べた際により口コミが多い業者に一度相談してみるというのも良い手でしょう。
しかし、時にはサクラが口コミを書いているケースがあります。
評価の付け方やコメントをよく見て判断して注意しておきましょう。
<最後に>内装工事を業者に頼むときに気を付けることとは
ここまでで、内装工事を業者に依頼する際のメリットやデメリットなどについてご紹介してきましたが、業者を選ぶ際の注意点としては、”1社だけでの見積もりで判断しない”ということです。
内装業者によって対応できる範囲や技術力、費用が異なってくるため、一つの内装業者だけで判断をしてしまうと、「もっと安い費用で内装工事をしてくれる内装業者があった」と後悔してしまうかもしれません。
そのため、事前にいくつかの業者を調べて、自身のイメージに近い業者や対応が良さそうな業者に見積もりを出してもらい、複数の見積もりの中から一番信頼を置ける業者に頼むべきなのです。