会計事務所に入りたい!志望動機の伝え方のコツを徹底解説

2020年10月8日

会計事務所に入る際、志望動機を書くことがあります。

志望動機は会計事務所に入る上で、自分のことを知ってもらえる大きな機会です。

目的の会計事務所に入るためにはしっかりと対策して、万全の状態で臨みましょう。

今回は、志望動機を書く前の準備から志望動機を書くコツまで説明します。

また、会計事務所で評価されやすいスキルも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

志望動機を書く前に準備すること

会計事務所の志望動機を書く前にやるべきことがあります。

事前準備をしっかりとすることで、内容が充実し採用担当の方に伝わりやすい志望動機になります。

それでは事前に準備することを確認してみましょう。

その会計事務所の情報収集をする

まずは、自分が入りたい会計事務所の情報を集めましょう。

会計事務所のホームページを見たり先輩に聞いたりするなど、できるだけ多くの情報を集めることで本当に入りたい会計事務所かを判断する材料になります。

また、会計事務所への理解を深めておくことで、予期せぬ質問などがあった場合でも落ち着いて答えられるようになります。

会計事務所の方へ自分のやる気を伝えるためには、情報を収集しておくのがおすすめです。

自己分析をする

自分の強みや弱みなど、特徴は意外とすぐには出てこないものです。

自己分析をすることで、自分の大事にしていることなど働く上で重要視したいことなどが見えてきます。

自己分析は、長所短所を知る内面の自己分析とキャリアプランを作る外的要素の自己分析の2パターンをすると効果的です。

自己分析を通じて、自分に関して改めて知り、自分の強みや弱みを相手に伝えられるようにしておきましょう。

会計事務所の志望動機に書くべきポイント

相手に自分のことを伝えるには少しコツが必要です。

よりよく自分のことを伝えるためには、いくつかのポイントを抑えた上で分かりやすく文章を書く必要があります。

それでは、会計事務所の志望動機に書くべきポイントについてご説明します。

会計事務所の特徴を踏まえて理由を書く

それぞれの会計事務所によって扱っている業務が異なることがあります。

会計事務所の仕事には、税務関係の仕事や帳簿の代行、会計を通じたコンサル業務など様々です。

大手企業では国際関係の税務も扱うことがあり、英語の能力が求められることもあります。

また、少数精鋭であったりグループで業務に携わったりと会計事務所によって規模にも範囲があります。

志望動機では、相手の求める人材と自分がマッチしているかという点も重要です。

そのため、会計事務所の特徴を把握して書くことで、その会計事務所に入りたいという強い思いを表現することができます。

自分の強みと会計事務所が採用する利点を明確にする

前述した自己分析を存分に活かして志望動機を書きましょう。

また、その強みが自分を採用した時に、どのように発揮されるのかを表現してみましょう。

ただし、独りよがりな文章はNGです。

自分の強みと会計事務所の利点を明確にして、会計事務所に必要な人材であることをアピールしてみてください。

キャリアプランを明らかにする

将来を見据えた視点も志望動機には必要です。

目標を持っていることを伝えることで、志望動機から相手に熱意が伝わります。

また、自分でも何をすべきか明確になるため、自分が働く上での道しるべにもなります。

税理士や会計士は定年がないため、一生涯働き続けられる職種です。

30代、40代、50代と自分がなりたい姿を描いてそれを志望動機にも示しましょう。

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会計事務所で評価されるスキル

会計事務所に採用されるためには、自分をどれだけアピールできるかが鍵になってきます。

少しでも自分の採用可能性を上げるためにも、評価されやすいスキルについて押さえておきましょう。

会計事務所で働く上で評価されるスキルについてまとめていきます。

コミュニケーション能力

会計事務所で働く上で、コミュニケーション能力は必要になってきます。

顧客との会話や会計事務所内での人間関係の構築に役立つ能力になるからです。

しかし、コミュニケーション能力は客観的に示すことが難しいものでもあります。

過去の体験などを利用してより具体的に伝えられるように心がけましょう。

英語能力

大手の会計事務所や外資などを専門にしている所では英語スキルが求められることがあります。

この場合、TOEIC700点以上から評価され、実務をする上では800点以上必要とも言われています。

英語能力が必要な会計事務所に勤めたい場合はTOEICのスコア取得も視野に入れておきましょう。

税理士試験の科目取得

会計事務所としてはよりスキルを持った人材を受け入れたいのが普通です。

税理士試験の合格は、客観的に能力を示せるため効果的です。

一部の会計事務所では、科目合格が前提とされていることもあります。

会計事務所で働く上で、科目取得をしていることで損になることはありません。

実務経験

転職などで会計事務所を目指す場合、実務経験があることは大きなアドバンテージです。

自分の業務経験を伝え、会計事務所の力になれることを主張しましょう。

もし専門分野が違ったとしても、自分が行ってきた経験を活かせることはたくさんあります。

もう一度自分の実務経験を振り返り、会計事務所の方に魅力的に思ってもらえるように伝えましょう。

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パターン別の志望動機のコツ

自分の経験を活かすのは、志望動機を書くことにおいてとても有効です。

それぞれの場合に関して、簡単に志望動機のコツをお伝えします。

新卒者・未経験の場合

新しく税理士・会計士として働く人は、実務経験が足りません。

そのため、やる気や自分が持っているスキルをアピールすることになります。

税理士事務所や会計事務所では試験の合格が前提になっていることもあります。

必須というわけではありませんが、合格しているとアピールポイントになるのは間違いないでしょう。

もし科目合格がまだであったとしても、現在勉強していることや合格目標を具体的に伝えるのも効果的です。

また、コミュニケーション能力などもアピールポイントの1つになり得ます。

税理士・会計事務所では顧客との対話が必要になることもあります。

その際にも、信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルは重宝されるでしょう。

新卒者・未経験の場合の例文
私は企業の経営をサポートし、顧客に寄り添えるような会計士になりたいと思っています。
そのため、貴事務所が顧客第一を経営理念としており、企業経営のコンサルティング業務に力を入れているところに魅力を感じています。
学生時代には50人規模の部活のキャプテンを務め、様々な相談にも乗ったためコミュニケーション力には自信があります。
また、税理士資格に関しても「簿記論」と「財務諸表論の」2科目に合格しています。
その他の科目に関しても5年以内の取得を目指し、日々勉強に励んでいます。

転職者の場合

実務経験がある方の場合、即戦力になれるため大きなアピールポイントになります。

会計に関する業務に携わっていたことがあれば、会計事務所での仕事もよりスムーズに進むでしょう。

その辺りのことを採用担当者も評価してくれます。

具体的にどのような業務を行っていたかを説明できるようにしておいてください。

転職者の場合、面接などの際に転職理由を聞かれることがあります。

その際には前の職場が合わなかったからなどのマイナス面を話すのは避けるようにしましょう。

自分のスキルアップのためや新たな経験を積むためなどの会計事務所で意欲的に働く理由を伝える方が好印象です。

転職者の場合の例文
私は国際税務などの業務に携わり、グローバルに活躍したいと考えています。
前職では海外展開もしている企業の経理部に在籍しており、財務会計業務を行っていましたが働く中で、国際関係の業務に専門で関わることに興味を持ち転職を決意しました。
貴事務所では外資系のコンサルティング業務やM&Aなど国際関係の幅広い業務を扱っており、よりハイレベルなスキルを磨けるのではないかと思っております。
TOEICスコアに関しては800点を保持しており、ビジネスレベルの英会話であれば滞りなく行うことが可能です。
将来的には国際税務の専門家となり、貴事務所に貢献できる人間になりたいと考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は会計事務所の志望動機を書くコツについて説明しました。

志望動機は自分の思いを伝える手段の1つです。

強みや会計事務所の特徴、キャリアプランなどを明確にして精一杯伝えられるように考えてみてください。

実務経験は、会計事務所に入る上で大きなメリットになります。

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