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日本政策金融公庫の融資サポート業務内容は?利用するメリット・デメリットや選び方を解説!

日本政策金融公庫の融資サポート業務内容は?利用するメリット・デメリットや選び方を解説!

✔︎日本政策金融公庫の融資審査を通過するためにサポートを受けたい
✔︎サポートを受ける前に知っておいた方が良いことはある?
✔︎サポートの内容はどんな感じなの?
✔︎そもそも融資のサポートを利用する必要がある?メリット・デメリットは?
✔︎融資サポート会社の選び方は?

など、疑問やお悩みを抱えていませんか。
日本政策金融公庫の融資を受ける際には、審査があります。融資審査通過率は50~60%程度だと言われているので、2人に1人は落ちてしまう計算となっています。
そのため、容易に融資を受けられると思うと、痛い目を見てしまう可能性があります。

審査通過率を上げるために、最も有効な手段とされるのが、サポート会社に依頼すること。専門家の知識を使って融資審査の通過をサポートしてくれるため、利用を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とはいえ、どのように選べば良いかわからず、停滞している方もいらっしゃると思います。そこで本記事では以下の内容をご紹介していきます。

  • ・融資サポートを利用する前に知っておくべきこと
  • ・日本政策金融公庫の融資サポート会社の業務内容
  • ・日本政策金融公庫の融資サポートを利用するメリット
  • ・日本政策金融公庫の融資サポートを利用するデメリット
  • ・日本政策金融公庫の融資サポート会社の選び方

上記の項目についてご紹介していきます。本記事を最後まで読めば、ご自身の状況に合ったサポート会社の選び方や、メリットなどが理解でき、どの会社を選べば良いか明確になるはずです。

日本政策金融公庫の融資サポートを利用検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

融資のサポートを利用する前に知っておくべきこと

融資サポートを利用する前に、「これだけは知っておくべき」ということがあります。まずはそちらをご紹介します。

  • ・事業計画書の重要性
  • ・融資実行までにかかる期間
  • ・日本政策金融公庫の融資と一口に言っても様々な種類があること
  • ・自己資金の準備額
  • ・審査で見られているポイント

上記5項目は、融資を受ける際にはぜひ覚えておいて欲しいことですので、一つずつ詳しくご紹介していきます。

事業計画書の重要性

事業計画書とは、今後どのように事業を運営していくのかを具体的な数字や行動などを記載し、示すための書類のことです。頭の中にある資金計画や、収益見込みなどを事細かに記載します。

こちらの書類を見て、融資を与えても問題ないのかを判断する材料になりますので、非常に重要な書類だということを理解しておきましょう。

事業計画書に決まった書式はなく、記載は自由となっていますが、基本的には下記のような内容を記載することになります。

事業計画書の記載事項

内容

1.創業者や会社代表のプロフィール

創業者・代表のプロフィールを記載します。何故、このメンバーで創業したのか、それぞれ社内でどのような役割をになっているのかを記載します。
各メンバーの資格や職歴など、会社の利益を生み出すことに関して有利な情報であれば、併せて記載しましょう。

2.企業の経営理念など

経営理念や創業に至った目的などを記載します。
事業に対して強い思い入れがあることをアピールできれば、融資の審査通過率が上がるはずです。

3.事業の内容

どんなサービス・商品を販売しているのかを記載します。後で「商品・サービスの強み」「販売方法」など、それぞれの項目について詳細に記載しますが、まずは事業の全体像を記載しましょう。
この項目を読むことで後の内容がスッと入ってくるような、簡潔な説明を心がけましょう。

4.商品・サービスの強み(アピールポイント)

自社商品の強み・アピールポイントを記載する項目になります。他社との差別化ができていない商品は価格競争に巻き込まれ、利益が下がってしまう可能性があると判断されてしまいます。
商品ならではの強みをわかりやすく記載しましょう。

5.競合調査

ご自身の会社が取り扱う商品・サービスの競合を記載する項目になります。
市場のニーズを理解し、事業を行なっていることをアピールできると審査では有利です。具体的なデータがある場合には、表やグラフなどを使用して「見える化」することでわかりやすく伝えることが可能です。

6.どのように販売するか(集客など)

商品をどのように販売するのかを記載します。HP・実店舗でなど、商品のターゲットに合った販売方法を行なっているかが確認されます。また、どのように顧客を集客するか(HP・広告・SNSなど)の戦略も記載しましょう。

7.商品の仕入先・生産方法など

商品をどこから仕入れるかを記載します。実際の取引先名を記載できれば、利益の出し方がより具体的に担当者に伝わるため、融資の審査通過できる可能性が上がります。

8.どのように売り上げを出すか

原価率・利益率・売上の見込みなどを記載します。どのように売り上げを伸ばしていくか、見込み客数はどのくらいかなどを記載します。

9.利益を出すための計画

利益に特化して記載します。特に融資審査の上では利益が重視されるので、具体的に記載しましょう。
人件費・税金なども加味して利益計画を立てましょう。

10.資金を調達するための計画

どのように資金を調達するか記載します。「融資を利用して資金を集める」「VCからの出資」など、決まっている資金調達方法がある場合には記載しましょう。

仮に、融資サポートを受けて、丸投げする場合においても、やりとりを行う上で多少は必要な知識となりますので、ここで確認しておきましょう。

また、創業融資を利用する場合には代わりに「創業計画書」を記載することになります。

融資実行までにかかる期間

日本政策金融公庫の融資実行までにかかる期間は1~2ヶ月程度だとされています。他の金融機関の融資を利用するよりも早く融資を受けられます。

融資サポートを利用する際には、融資を利用したいタイミングから2〜3ヶ月程度前に依頼することをおすすめします。そうすることで、焦らず融資審査の準備を行うことができるでしょう。

日本政策金融公庫の融資と一口に言っても様々な種類があること

日本政策金融公庫の融資一口に言っても様々な種類の融資があることを知っておきましょう。日本政策金融公庫のHPに記載されている融資の一部を参考に記載します。

  1. ・新規開業資金
  2. ・女性、若者/シニア起業家支援資金
  3. ・再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)
  4. ・新事業活動促進資金
  5. ・IT活力強化資金
  6. ・ソーシャルビジネス支援資金
  7. ・働き方改革推進支援資金
  8. ・企業再建資金

参考:日本政策金融公庫 融資制度一覧から探す  

これらの他にも多くの融資があります。様々な種類の融資があるので、ご自身に合った融資を選択して利用することができます。

自己資金の準備額

自己資金準備額は融資の種類によっても異なります。自己資金の要件が設定されていない融資もありますので、一概に「このくらい準備すれば良い」とはっきりいうことができませんが、創業融資を基準に考えてみるのが一番安心だと思いますので、その場合の自己資金額をご紹介します。

日本政策金融公庫の創業融資を利用する際の自己資金は「希望融資額の1割程度」とされています。そのため、1,000万円の融資を利用したければ、100万円の自己資金が必要になる計算となっています。最低でもこのくらいの資金は用意しておきましょう。

とはいえ、自己資金1割で融資希望額満額を利用できる可能性は非常に低くなっています。そのため、余裕を持って自己資金3〜4割程度は持っておくことが望ましいです、

審査で見られているポイント

融資のサポートを利用する前に、どのようなポイントを審査で見られているのかを確認することが大切です。なぜなら、審査で見られているポイントを把握できていないと、どのような融資サポート会社に依頼するのが効果的か分からないからです。

審査で見られているポイントは主に4つあります。

  1. ①事業に対する熱い思い
  2. ②事業において計画が建てられているか
  3. ③自己資金は十分にあるか
  4. ④返済能力がある事業者か

前述した項目で被る部分もありますが、これらのことを融資審査担当者は見ています。ですので、これらの項目において好印象を与えられる準備をすることが大切です。融資サポート会社を選ぶ際にも、きちんと上記項目に留意してサポートしてくれるかを確認しましょう。

日本政策金融公庫融資サポート会社の主な業務内容

ここまで、融資サポートを利用する前に知っておくべきことをご紹介してきました。ここからは、融資をサポートしてくれる会社が実際にどのような業務内容を行なっているか確認しましょう。

  • ・事業に合った融資の選択
  • ・書類作成代行
  • ・面談の準備

あくまで、こちらでご紹介しているのは、一般的なサポート内容です。会社によっては独自のサポート内容を行なっていることもありますが、特に上の3項目が重要となっています。1つずつ確認していきましょう。

事業に合った融資の選択

事業に合った融資を選択してくれます。日本政策金融公庫の融資はざっと数えるだけでも100を超えています。その融資の中から事業に最適なものを選ぶのは、素人にとって非常に難しいことでしょう。

しかし、サポート会社に依頼すれば、過去の経験や知識によって最適な融資を選択してくれます。非常に効率的に融資を選択することが可能です。

<h3>書類作成代行</h3>

融資のサポートを行う会社のメイン業務は書類作成代行です。書類作成は専門的な知識と、効率的に作成する能力が必要になりますので、この業務を任せるだけでも、融資を利用するのが非常に楽になります。

任せられる書類の一例をあげます。

  • ・創業計画書
  • ・事業計画書
  • ・借入申込書
  • ・損益決算書
  • ・貸借対照表

これらの書類はどれも重要な書類です。特に「損益決算書」や「貸借対照表」などは、具体的な数字を用いて、わかりやすい資料を作成することが非常に難しくなっています。そのため、今後の見通しなどを融資サポート会社と相談しながら行うべきです。

面談の準備

融資の面談準備を行うことは非常に難しいことです。とはいえ、家族や友人など、全く融資の知識がない人と練習することも得策だとはいえないでしょう。

そこで、融資サポート会社に依頼して面談の準備を手伝ってもらうことをおすすめします。融資サポート会社はこれまでに融資のサポートを行なってきた実績とノウハウを持っています。その知識や成功体験をフル活用して、面談の準備をサポートしてくれるでしょう。その恩恵を受けて、融資成功の可能性を最大化できるはずです。

日本政策金融公庫の融資サポートを利用するメリット

ここまで、主な融資サポート業務をご紹介してきました。ここでは、これらのサポートを受けることで得られるメリットについて触れます。主なメリットは以下の4つです。

  1. 1.状況に合わせて最適な融資を選んでくれる
  2. 2.融資実行まで最短で準備できる
  3. 3.融資成功率が上がる
  4. 4.疑問点を相談できる

こちらの項目について1つずつ詳しく見ていきます。

状況に合わせて最適な融資を選んでくれる

数ある融資の中から、適した融資を選んでくれるため、好条件で利用することができます。たとえば、「自己資金が少なくて融資を諦めている場合に、一定の条件を満たせば自己資金の要件がない融資を利用できる。」

このような話は意外と知られていません。しかし、サポート会社は融資に対して熟知していますので、ご自身の状況によって受けられる融資をピックアップして提案してくれることでしょう。

このように、事業者の状況にフレキシブルに対応して、融資選択してくれることはメリットだと言えるでしょう。

融資実行まで最短で準備できる

融資を利用する際には各種書類が必要になることは前述しました。もし全く知識のない人が書類集めを行った場合には、非常に時間がかかってしまいます。

書類の作成するためには、記入方法や、融資審査に有利な記入の仕方などを学ばなければなりません。何度も修正を行っていると、それだけで数日かかってしまうこともあるでしょう。しかし、サポート会社に依頼すれば、効率的に書類作成を行ってくれるので、すぐに書類を完成させることができます。結果的に融資を最短で獲得できることに繋がるはずです。

融資成功率が上がる

融資を成功させる確率が上がることも大きなメリットです。「日本政策金融公庫は国が運営している融資だから審査が優しい」と考える方がいらっしゃいますが、大きな間違いです。前述しましたが、審査通過率50〜60%程度だと言われています。

また、融資の審査に落ちてしまうと、再度申し込みを行うまでに最低でも6ヶ月かかります。「今資金が欲しい」という方には非常に厳しい状況となってしまうでしょう。

「融資サポート会社に依頼することで100%通過できる」というようなことはありませんが、何も対策を行わず申し込む場合と比べて通過率は上がるはずです。

リスクを最小化できることはサポート会社に依頼するメリットなのではないでしょうか。

疑問点を相談できる

事業を行っていると、様々な疑問点が出てくはずです。解決するのに時間がかかる問題も、サポート会社に依頼すれば、最適な方法の改善策を導いてくれることでしょう。たとえば、賢く節税する方法など自分では判断しづらい内容の相談も可能です。

また、疑問点が出た時に相談できる心強い味方がいるという安心感も得ることができることは大きなメリットなのではないでしょうか。

日本政策金融公庫の融資サポートを利用するデメリット

サポートを利用することでメリットはありますが、逆に、デメリットはないのでしょうか。

しいて言うのであれば、多少の資金がかかってしまうことはデメリットだと言えるでしょう。ご自身で正しく準備すれば費用0円で融資を利用できます。

しかし、成果報酬型のサポート会社に依頼すれば、初期費用は0円です。成果が出てから支払うことになるため、費用負担を最小限に抑えられるのではないでしょうか。

日本政策金融公庫の融資サポート会社の選び方

ここでは日本政策金融公庫の融資サポート会社の選び方についてご紹介します。選び方としては以下の5項目があります。

  1. ①日本政策金融公庫の融資通過実績があるか確認する
  2. ②サポート会社が信頼できるのか確認する
  3. ③サポートの手厚さを確認する
  4. ④各種専門家が揃っているか確認する
  5. ⑤無理のない料金体系か確認する

一つずつ詳しく確認しましょう。

日本政策金融公庫の融資通過実績があるか確認する

融資通過実績があるか、まずは確認しましょう。

実績の確認方法としては、HPに記載されている情報を確認するか、直接メール相談を行ってみるのが良いでしょう。メール相談は基本無料で行っている会社が多いので「日本政策金融公庫の融資を受けようと思っている」ことを相談してみましょう。メールフォームはhpに記載されているところが多いので、確認してみましょう。

サポート会社が信頼できるのか確認する

サポートを行っている会社が信頼できるのかを確認しましょう。信頼できるサポート会社はHPを見ることで判別できます。HPの受賞歴や、認定証受賞歴で確認することが可能です。

また「お客様の声」を記載しているサポート会社であれば、そちらの項目も併せて確認してみるのが良いでしょう。

サポートの手厚さを確認する

サポート内容が手厚い会社を選ぶのがおすすめです。なぜなら、事業を行う上では様々な問題が出る可能性があり、その度にサポートしてくれる会社を選ばなければ、結局自分の手間が大きくなってしまうからです。

書類作成や面談の対応はもちろんのこと、そのほかにも独自でサポートを行っている会社を選びましょう。例えば、ホームページの作成代行や、決済システムの導入、Web広告の運用代行など、事業において活用すると有利なサポートも行ってくれる会社もありますので、ご自身が求めるサービスが見つかるのであれば、そのようなサポート会社を選ぶのも良いでしょう。

各種専門家が揃っているか確認する

融資を利用する際には、ある一定の条件をクリアしないと、受けられないものがほとんどです。

たとえば、利用するために「新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方」といった条件が定められている「新規開業資金」

「女性または35歳未満か55歳以上の方であって、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方」と定められている「女性、若者/シニア企業家支援資金」など、これらの条件を自分が満たしているのか、全て把握することは非常に難しいです。

専門家が数多く在籍しているサポート会社に依頼することで、融資を成功に導いてくれる可能性が高くなるでしょう。各専門家の持っている知識をフル活用して、融資をサポートしてくれるからです。

多くの専門家が在籍している場合には、書類作成のスペシャリストである「行政書士」に書類作成を依頼することができたり、税金の話を税理士に相談したりするなど、高い専門性を活用して、成功に導いてくれるはずです。

とはいえ、各種専門家が揃っているのかを確認するのは多少手間がかかってしまいます。まずは無料相談で、ご自身の状況を相談し、自分にぴったりの専門家がいるかを確認してみるのも良いでしょう。

HPのメールやチャット、電話で対応してくれるところがほとんどです。

無理のない料金体系か確認する

どれだけサポートが充実していても、相場と比較して高すぎる料金だったり、初期費用が高すぎると言う場合には、少し躊躇してしまうこともあるでしょう。

まずは予算を決めて、無理ない料金体系のサポート会社に依頼することをおすすめします。また「成功報酬型」のサポート会社であれば、初期費用は0円で利用可能で、リスクが少ないので、検討してみても良いかもしれません。

日本政策金融公庫の融資サポートを受けるなら経営サポートプラスアルファに相談

本記事では、日本政策金融公庫の融資をサポートしてくれる会社の業務内容や、メリット・デメリットをご紹介してきました。まずは、本記事でご紹介してきた選び方を踏まえて、ご自身の事業に最適なサポート会社を選んでみましょう。

「日本政策金融公庫 融資 サポート」と検索することでご自身にぴったりのサポート会社を探すことができるはずです。しかし、自分にぴったりのサポート会社の選び方に迷ってしまい、融資実行までの時間がかかりすぎてしまうのも問題。無料相談を積極的に行って、サポート会社を選ぶのがおすすめです。

本HPを運営している税理士法人経営サポートプラスアルファでも、日本政策金融公庫の融資サポート業務を行なっています。

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・ご来店不要のオンライン完結で融資のサポート

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・「ベストベンチャー100企業」の会計業界初受賞

・初期費用0円の成果報酬型

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