• HOME
  • 【スケルトン物件の事務所必見!?】内装工事を業者に依頼する時の費用とは

【スケルトン物件の事務所必見!?】内装工事を業者に依頼する時の費用とは

【スケルトン物件の事務所必見!?】内装工事を業者に依頼する時の費用とは

今回はスケルトン物件で事務所を構える際のポイントについてご紹介していきます。

テナントで事務所を構える際にはまず初めに内装工事が必要となり、内装工事の専門業者へ依頼をすることになります。

しかし、内装工事を業者に依頼する際にはそれ相応の費用が発生してしまいます。

今回はスケルトン物件で事務所を構えるにあたり、内装工事を業者へ依頼する際のメリットやデメリット、さらには費用面についても詳しくご紹介していきます。

内装工事リース株式会社

テナントで事務所を構える時の物件の種類

テナントで事務所を構える時には「スケルトン物件」と「居抜き物件」の2つの種類がありますが、今回は居抜き物件と比較しながらスケルトン物件のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

スケルトン物件

スケルトン物件とは、内装が真っ新な状態で募集が出されている物件のことを指します。

以前にそのテナントを使っていた事業主が退去時に内装工事を行っており、元のスケルトン物件の状態に原状復帰されています。

スケルトン物件には内装設備が整っていないのですが、これはメリットでとありデメリットでもあるのです。

それでは、それぞれ紹介していきます。

スケルトン物件で事務所を構えるメリット

・撤去の為の内装工事費用がかからない

スケルトン物件とは対照に、内装設備が残った状態で募集されている「居抜き物件」があります。

居抜き物件の場合、内装設備が自身のイメージする事務所の内装とズレていると、その内装を撤去する為の内装工事が必要となります。

そのため、事務所の内装工事の着手前に撤去費用が発生してしまいます。

スケルトン物件であれば、既に内装設備がなく、何も撤去する必要がないため余計な撤去費用は必要ありません。

・好きなレイアウトにできる

スケルトン物件では内装の設備が整っていないことがメリットとなるのです。

一から自身の好きなように内装を整えることができるため、理想のレイアウトを構成しやすいのです。

居抜き物件のように既に内装が整っている状態では、撤去すれば好きなようにレイアウトを構成することはできますが、既存の内装をそのまま使おうとすれば自ずと既存の内装をベースにしたレイアウトになってしまいます。

そのため、特に費用をかけてでも事務所の内装にはこだわりたいという方であれば、スケルトン物件を選ぶとそのメリットを存分に享受できるでしょう。

・物件選びがしやすくなる

テナントの物件ではスケルトン物件の募集が最も多いので物件は選びやすくなります。

居抜き物件では、その内装が理想通りでも立地が理想と離れているといったように満足の物件を選ぶのは困難です。

交通の便や周りの施設の充実さなどの立地が非常に重要となります。

そのため、居抜き物件を選ぶ際には費用、立地、内装設備の構造という3点のバランスが取れていなければいけません。

しかしスケルトン物件ではある程度の事務所の広さが確保できれば内装は好きに構成できるため、立地と費用面の2点を重視すればいいので比較的物件が選びやすくなるのです。

スケルトン物件で事務所を構えるデメリット

・ベースの内装工事費用が高い 

スケルトン物件の場合、居抜き物件のように初めの撤去による内装工事が不要であるため、余分な初期費用を防ぐことができます。

しかし、一から内装設備を整える必要があり、内装工事にかかる費用が高くなってしまうのです。

そのため、居抜き物件で既存の内装設備をそのまま利用するときに比べると、どうしても初期の費用がかかってしまうのです。

・撤去のための内装工事をしなければいけない

スケルトン物件で事務所を構える際には、前の事業主が撤去作業を行っているため自身で撤去工事を依頼する必要はありませんが、自身がその物件を退去する際には初めのスケルトン物件の状態にしてから返却をしなければいけません。

そのため、退去する際には撤去のための内装工事を行う必要があり、その費用が発生してしまいます。

内装設備を大掛かりにすればするほど内装工事の規模が大きくなり費用も高くなります。

内装工事の時間がかかる

スケルトン物件は一から内装工事を行うこともあり、工事の規模が大きくなってしまうので内装工事に要する時間も長くなってしまいます。

そのため、居抜き物件のように既存の内装をそのまま使う際に比べると事務所をスタートさせるのに時間がかかってしまう傾向にあるのです。

内装工事リース株式会社

スケルトン物件で事務所の内装工事を行うメリット

こだわりを再現できる

業者に依頼する最大のメリットとしては、高い技術力によって高いクオリティを実現できるということでしょう。

最近では費用を抑えるためにDIYで簡単に済ませる方もいらっしゃいますが、DIYではどうしても素人の技術となりクオリティが低くなってしまうことが多いのです。

それに対し、業者の高い技術力であれば、こだわりのある内装や難易度が高い工事でも対応ができるため、自身の理想をより再現しやすくなるのです。

プロの意見を取り入れられる

業者に依頼をすることで、こちらからの意見を聞いてもらうだけではなくプロである業者からの目線での内装工事の提案をしてもらうことができるのです。

数多くの事務所の内装工事をこなしてきた業者であれば、今までどのような事務所の工事を行ったか、どのような工事が可能かなどの提案をしてくれるので、自分では想像もしなかった内装工事のアイデアを取り入れることもできるのです。

内装工事リース株式会社

スケルトン物件で事務所の内装工事を行うデメリット

費用が高くなってしまう

スケルトン物件の内装工事を業者に依頼する際の最大のデメリットとしては、費用が高くなってしまうということが挙げられます。

業者に依頼することで高い技術力によって高いクオリティの内装を再現することができますが、スケルトン物件のように一から内装に手を加えるとなると、それに伴って費用が嵩んでしまうのです。

そのため、業者に依頼する前にはしっかりと自身で内装工事にあてられる予算を決めておき、工事の規模もある程度決めておいた方がいいでしょう。

イメージのズレが起こってしまうことがある

内装工事を行う際にDIYであれば自身のイメージしている通りに進めることができますが、業者に依頼する際には、自身のイメージを相手に伝えるには少しズレが生じてしまうことがもあります。

特にスケルトン物件のように真っ新な状態から内装を構成する際には注意が必要となるのです。

そのため、自身のイメージと業者のイメージがマッチしているかをしっかりと確認する必要があるのです。

また、工事を始める前の打ち合わせ以降を全て業者に任せっきりになってしまうと、自身の中で想像していた内装と少しズレているというトラブルが起こってしまうケースもあるのです。

事前の打ち合わせ段階だけでなく、こまめに工事の現場を確認しておく必要があります。

内装工事リース株式会社

スケルトン物件で事務所の内装工事を行う時の費用とは

相場

スケルトン物件の内装工事にかかる費用は、事務所の広さや工事の規模にもよって上下してきますが、平均的には坪単価で約20万円から40万円と言われています。

坪単価とは、1坪あたりにかかる工事の費用のことであり、店舗の場合は業種によっても細かな相場は異なってくるのです。

また、事務所の内装をどの程度整えるかによって費用が上下するため、照明やコンセントなどの電気設備工事に加え、水道やトイレなどの水道設備、消火栓やスプリンクラーの消防設備などをどの程度の規模にするかによっても費用が異なってきます。

内装工事リース株式会社

事務所の内装工事の費用を抑える方法

複数の業者に相談する

内装工事を業者に依頼する際にありがちな例としては、「1社だけ話を聞いてお願いした後に、他の会社ではもっと安く対応してくれることが発覚した」というケースがあります。

同じ内装工事の業者でもそれぞれで得意・不得意があり、中には事務所の内装工事を中心に請け負っているという業者もあるのです。

そのため、事務所の内装工事を行う際に費用を抑えたいのであれば、複数の業者に話を聞き見積もりを見比べた上で、費用が安くて対応の良い業者に依頼をするといいでしょう。

内装工事の内容を見直す

スケルトン物件の内装工事を行う際に費用が高くなってしまうケースとしては、次から次へと工事内容を増やしてしまうことが挙げられます。

内装工事の内容を増やせば増やすほど費用は高くなってしまい、工事が終わった後に「ここまで工事しなくてもよかったかな」などと後悔してしまうケースも少なくはないのです。

そのため、作業が始まってしまう前に「今依頼している工事内容は問題ないか」「しなくてもいい場所の工事が含まれていないか」などをしっかりと確認をすることで、余計にかかる費用を抑えることができるのです。

事務所の内装工事の実績が多い業者に依頼する

業者によって費用が異なるだけでなく、事務所の内装工事が得意な業者があれば、店舗の内装工事の方が得意という業者もあります。

より高いクオリティの内装工事を行いたいのであれば、より事務所の内装工事の実績が多い業者に依頼をした方がおすすめです。

事務所の内装工事に慣れていることで作業がスムーズに終わり、工事にかかる期間が短くなることもあり得るのです。

内装工事リース株式会社

<最後に>業者に依頼する際には慎重に

スケルトン物件で事務所を構えようとしている際には、すぐにでも事務所の内装工事を完成させたいという方もいらっしゃると思います。

しかし、ここまででご紹介してきたように、それぞれの業者によって費用だけでなく技術力やサポートの幅が異なるため、焦って依頼をするのは危険です。

いくつかの業者で見積もりを比べた後に、工事内容や業者選びを慎重に行ってください。

「業者に相談したら依頼しないといけない気がしてしまう」という方もいらっしゃるでしょうが、業者側も見積もりの依頼をされることは日常茶飯事です。

内装工事に関して少しでも困ったことがあった場合には、スケルトン物件で事務所の工事実績が多い業者に相談を含めて見積もりを出してもらうとよいでしょう。

内装工事リース株式会社