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脱毛サロンの開業は未経験でも可能?開業時に必要なものについてご紹介

電車や駅などの交通広告で、脱毛を促す広告を見かける方も多いのではないでしょうか。

近年、社会全体で、脱毛がブームになってきています。

これに伴い、脱毛サロンを開業する人も増えています。

今回は、脱毛サロンの開業を検討している方向けに、脱毛サロンを開業するために必要な準備や抑えておきたいポイントについて解説します。

脱毛サロンを開業する需要について

2021年現在は、果たして脱毛サロンを開業するべきタイミングなのでしょうか。

未経験でも可能?資格は必要?

脱毛サロンは、美容師などと異なり、開業において特別な資格は必要ありません

脱毛機器を扱うことができる人材であれば、資格がなくても開業可能です。

このため、参入のハードルが比較的低く、資格を取得する時間的な余裕や金銭的余裕がない場合でも、開業を検討しやすいという特徴があります。

メンズ脱毛の人気も高まっている

今までは、脱毛は女性が行うもの、というイメージが強かったですが、近年では、メンズ脱毛の人気も高まってきており、メンズ脱毛の専門店も登場してきています。

株式会社Leading Communicationによると、2021年現在脱毛を検討したことがある男性は40代以下で約7割以上、50代以上でも3割程度が脱毛を検討したことがあると回答しています。

若い世代は、髭剃りの時間の短縮や清潔感の獲得を目的に、年齢が高い世代は介護などを見越して脱毛を検討することが多いようです。

このように、男性の脱毛もメジャーになってきていることもあり、脱毛市場が拡大してきていると考えることができるでしょう。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000046021.html

ポイント

・脱毛サロンを開業するにあたって、特別な資格は必要なくても開業する事ができる。
・男性の脱毛がメジャーになってきていることもあり、脱毛市場が拡大している。

脱毛サロンを開業する際に必要なもの

続いて、脱毛サロンを開業する際に必要なものを紹介します。

脱毛の機械や備品

脱毛サロンを開業する上で欠かせないのが、業務用脱毛機です。

業務用脱毛機は、開業のタイミングで大きな初期費用となるだけでなく、その後のランニングコストにも影響したり、サロンのアピールポイントにも関わってきたりする部分になるため、慎重に選定する必要があります。

選定ポイントは、以下の3つを気にすると良いでしょう。

脱毛手法、時間

業務用脱毛機は、照射する光の波長によってIPL、SHR、レーザーの3つに分かれています。

それぞれ特徴が異なるため、どの脱毛機を使うと、どのようなアピールポイントになるかを理解して、購入を検討することが大切です。

また、脱毛のスピードや痛みなども脱毛機によって異なるため、様々な角度から自分のサロンに最適な脱毛機を選ぶ必要があります。

ランニングコスト

脱毛機は、定期的なメンテナンス費用がかかります。

このため、脱毛機本体が安くても、ランニングコストが高いことで中長期的に事業の収支を圧迫するリスクが考えられます。

脱毛機を購入する際は、導入費用だけでなく、ランニングコストも考慮して比較・検討することが大切です。

メンテナンスやアフターサポート

脱毛機器によっては、導入費用やランニングコストが高くても、アフターサポートが充実していることで、結果として安くなる場合があります。

導入を検討する際は、このようなアフターサポートの有無も確認しましょう。

物件

自宅で開業する際は必要ありませんが、自宅以外でサロンを開業する場合には、物件の敷金、礼金、家賃などを準備する必要があります。

脱毛サロンの場合、大きい業務用脱毛機を設置する必要があるため、基本的には新たに物件を借りて始めるケースが多いでしょう。

また、脱毛サロンはお客さんが服を脱いで横たわることになるため、自宅だと抵抗感を持ってしまうお客さんがいる可能性もあります。

資金

物件や脱毛機器を借りたり、購入したりする資金を準備しておく必要があります。

日本政策金融公庫の創業融資などを活用すれば、融資を受けることは可能ですが、融資に頼り、自己資金を準備しないのは避けた方が良いでしょう。

自己資金がないと、事業を継続する意思がないとみなされ、融資の審査に落ちる可能性が高くなるためです。

ホームページ

集客のために、ホームページを作成することも大切です。

外部に委託する場合、1ヶ月程度制作にかかる場合があるため、早めのタイミングで準備をしておきましょう。

ポイント

・業務用脱毛機は、脱毛手法の違いやランニングコストを考慮して決定する。
・開業の資金は、融資を活用できるが、自己資金も準備しておく必要がある。
・集客のためにホームページを作成しておくべきである。<

脱毛サロンの開業でよくある失敗

続いて、脱毛サロンの開業でよくある失敗を紹介します。

資金繰りが不十分である

資金繰りが不十分であるケースがあります。

資金が十分でないばかりに適切な脱毛機器を購入することができず、結果としてお客さんを満足させる脱毛体験が提供できない、物件を借りられずに自宅で開業したものの、怪しいと思われてお客さんが入らない、などが考えられます。

開業タイミングではできる限り、資金を抑えてリスクを減らすことは大切ですが、必要な投資が十分できないほど資金が不足していると、結果として、悪い方向に向かってしまいます。

コストをかけすぎている

反対に、事業が軌道に乗っていないにも関わらず、内装を豪華にしたり、必要以上のアルバイトを雇う、などの行動も赤字を招きます。

必要以上にコストをかけすぎるのも、失敗の原因になるため、注意しましょう。

集客ができない

脱毛機器は揃えたものの、自店の存在をアピールできず、お客さんが来ないケースもあるでしょう。

このケースは、単純に自店のアピールができていない場合と、競合が多い場所に出店したことで、お客さんを獲得する難易度が高い場合が考えられます。

ポイント

・資金繰りが不十分だと、必要な投資することができない。
・初期からコストをかけすぎるのも避けた方が良い。
・お客さんを集客するためには出店する場所も大切である。

脱毛サロンを開業する上で押さえておきたいポイント

最後に、脱毛サロンを開業する上で大事なポイントを紹介します。

ターゲットを明確にする

どのようなお客さんに来てもらいたいのか、ターゲットを明確にすることが大切です。

この時、単に「男性のお客さん」というだけでなく、「年齢が上がって来て将来介護される不安を感じている40代男性」のように、より、具体的なターゲットを理解しておくことが大切です。

集客の方法を工夫する

ターゲットが明確になったら、そのターゲットを獲得する集客の方法を工夫します。

例えば、50代男性がターゲットの場合は、チラシや新聞広告が良いかもしれません。

一方で、20代女性の場合は、インスタグラムなどのSNSを活用して集客を行うのが良いでしょう。

このように、ターゲットに応じて集客のアプローチを変えることが大切です。

他のサロンとの差別化を図る

集客の際のアピールポイントになるような、競合と差別化ができるポイントを設けておくことも大切です。

脱毛の速さ、安さ、アフターケアの充実さ、などが差別化のポイントになるでしょう。

専門家のサポートを活用するのも良い

開業時には、事業の準備に加えて、法人設立の準備など様々な経理などの税務的な業務が発生します。

このような業務は専門知識がないと、なかなかうまくいかない分野です。

サロン開業の準備に集中するためにも、法人設立の手続きなどは自分で進めようとするのではなく、専門家に相談するのが効果的です。

専門家のサポートを活用する

ポイント

・ターゲットを明確にし、ターゲットに合わせた集客方法を行うことが大切である。
・他の競合のサロンと差別化する部分を考えておくと良い。
・法人設立準備は専門知識が必要なため、専門家を活用するのが効果的である.

脱毛サロンの開業におけるサポートについて

脱毛の需要が伸びているとはいえ、脱毛サロンを開業すれば儲かるというわけではありません。

綿密な事業計画を練った上で資金調達を行い、集客を工夫して軌道に乗せることができます。

しかし、事業計画の策定から脱毛機の調達、資金調達の検討など開業には業務が多いだけでなく、会社を設立する手続きなども行う必要があります。

これらを
全て、自分一人で行うのは現実的ではないでしょう。

この際、ワンストップで開業のサポートを行う事ができる、経営サポートプラスアルファを活用すると良いでしょう。

経営サポートプラスアルファでは、法人設立の代行から資金調達のサポートまで、事業主と一緒に事業の成長に向けて伴走する経営のプロ集団です。

24時間、ご相談いただくことも可能なので、まずはお気軽にお問い合わせください。