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【個人事業主向け】開業するための資金調達の方法6選

起業する際には、まずは個人事業主として開業する人も多いです。

個人事業主として成功し、会社設立へとステップアップするケースが多々あります。

開業する場合、重要になってくるのが資金調達についてです。

事業を運営していくには資金が必要であり、開業するための資金調達方法を知っておくべきです。

そこで今回は、個人事業主でも利用可能な資金調達方法について紹介していきます。

個人事業主でも利用できる資金調達の方法

個人事業主でも利用することができる資金調達の方法は、実は意外とたくさんあります。

その中から、ベストの調達方法を選ぶことがポイントです。

そこでまずは、個人事業主でも利用できる資金調達方法とメリット・デメリットについて紹介していきます。

日本政策金融公庫

個人事業主の資金調達方法としては、日本政策金融公庫の利用が挙げられます。

日本政策金融公庫は、日本政府が100%出資をしている金融機関です。

主な役割としては、「セーフティネット機能の発揮」「日本経済成長・発展への貢献」「地域活性化への貢献」が挙げられます。

創業への融資や個人事業主への融資は、経済発展や地域活性化につながります。

そのため、日本政策金融公庫は積極的に個人事業主への融資を行っているのです。

個人事業主が利用できる融資制度としては、「一般貸付」「新規開業資金」「新創業融資制度」などがあります。

基本的には担保不要であり、審査を通れば低金利での資金調達が可能です。

ちなみに、日本政策金融公庫は創業支援もしており、全国各地に相談窓口もあるので開業時には利用してみるのもいいでしょう。

メリット・デメリット

日本政策金融公庫で資金調達をするメリットは、ハードルが比較的低いことです。

個人事業主にも積極的に融資しており、ハードルが低く借りやすいです。

しかも、低金利というのもメリットとなっています。

デメリットとしては、調達まで時間がかかってしまうことです。

審査に時間が必要であり、すぐに調達できるわけではないので注意してください。

補助金・助成金

補助金・助成金を得ることで、資金調達をする方法もあります。

補助金や助成金は、国や地方自治体などが企業や個人事業主を支援するために行っています。

特徴は、返済が不要であることです。

個人事業主で利用できる主な補助金・助成金には、「創業補助金」「小規模事業者持続化補助金」「人材開発支援助成金」「トライアル雇用奨励金」などが挙げられます。

詳しい補助金制度に関しては、会社設立前に知っておきたい助成金・補助金の仕組みや対象をご確認ください。

メリット・デメリット

補助金・助成金で資金調達をするメリットは、返済不要であることです。

返済不要なので、資金面での負担を軽減させることができます。

デメリットは、審査を通過する必要があることです。

多くの事業者が申請するため、審査を通過するのは難しいです。

また、基本的に事業実績を報告してからの入金となるため、すぐに資金調達はできないのがデメリットとなります。

信用保証協会の保証付融資

個人事業主だと金融機関から融資を受けるハードルが高いのですが、信用保証協会の保証を得ることでハードルを下げることができます。

信用保証協会は、中小企業や小規模の事業者の金融を円滑化するために設立された公的機関です。

簡単に言えば、信用保証協会が保証人となってくれることで、金融機関からの融資を受けやすくなるのです。

メリット・デメリット

信用保証協会の保証付融資のメリットは、低金利で融資のハードルを下げることができることです。

デメリットとしては、審査に時間がかかることが挙げられます。

また、信用保証協会に対して信用保証料を支払わなければならないのもデメリットです。

信用金庫

信用金庫は、個人事業主に対しても融資を行っています。

その理由は、信用金庫には「相互扶助」を基本理念にしており、中小企業や地域の発展に寄与するという考え方があるからです。

そのため、その地域で事業展開をしている個人事業主も融資対象となり、メガバンクや地方銀行などに比べて融資を受けやすいのです。

メリット・デメリット

信用金庫で開業資金の調達をするメリットは、融資を受けやすいことと比較的に金利が低いことです。

また、地方の発展を経営理念にしているだけに、丁寧なサポートをしてくれる信用金庫が多いのもメリットとなります。

デメリットとしては、日本政策金融公庫や信用保証協会付融資より審査が厳しいことです。

基本的に、活動している地元の信用金庫しか利用できないのもデメリットです。

ビジネスローン

ビジネスローンとは、銀行や消費者金融から融資を受ける資金調達の方法です。

個人専用のビジネスローンもあるため、個人事業主であっても資金調達をすることができます。

ちなみに、個人向けのカードローンも選択肢としてあるのですが、用途の指定があって「事業資金を除く」というケースが多いので注意してください。

メリット・デメリット

メリットは、公的融資や銀行融資よりも審査が通りやすいことです。

しかも、最短即日での資金調達ができるため、スピーディーな資金調達に向いています。

ただし、金利が高いというデメリットもあります。

そのため、長期の資金繰りには向いていないので注意してください。

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、個人・法人など関係ない資金調達の方法になります。

クラウドファンディングとは、インターネット上で不特定多数の人から出資してもらい、資金を調達する方法のことです。

クラウドファンディングは、以下の3つのタイプがあります。

  • 寄付型・・・金銭的な見返りがない
  • 投資型・・・金銭的な見返りがある
  • 購入型・・・サービスや商品を見返りとして提供

どのタイプでクラウドファンディングをするのかは重要です。

また、魅力的な事業計画や理念を打ち出すことで、クラウドファンディングは成功しやすくなります。

メリット・デメリット

クラウドファンディングのメリットは、事業の計画や理念によっては高額の資金調達ができることです。

その反面、いくら集まるのかは実行してみないとわからず、不確定要素が大きいのがデメリットとなっています。

また、魅力的な事業でなければ資金が集まらないのもデメリットです。

資金調達に困ったら会社設立

個人事業主で資金調達に困った際には、会社設立というのも1つの選択肢です。

会社を設立することによって、資金調達がしやすくなるのです。

そこでここからは、なぜ会社設立で資金調達がしやすくなるのかを紹介していきます。

会社設立すると資金調達がしやすい理由

会社を設立することで資金調達がしやすくなる理由は、信用度が高くなるからです。

個人事業主だと登記の必要がなく、個人が死亡してしまえば事業は終了してしまいます。

それでは信用することができません。

その点、会社を設立していれば登記されており、事業継承もスムーズにできます。

そのため、対外的な信用度が高くなるのです。

信用度が高いほど金融機関なども融資してくれるため、会社を設立することで資金調達がしやすくなるのです。

会社設立なら経営サポートプラスアルファ

今回は、個人事業主向けの開業するための資金調達方法を紹介してきました。

個人事業主でも、様々な方法で資金調達が可能です。

それぞれメリット・デメリットがあるため、ベストの方法で資金調達をするべきです。

また、資金調達で困った時には、会社設立という選択肢もあります。

会社を設立することで信用度が増し、資金調達がしやすくなります。

しかも、節税対策もできるため、会社を設立するのもありなのです。

弊社・経営サポートプラスアルファでは、会社設立をサポートしています。

スムーズな会社設立ができ、資金調達の面でもサポートすることが可能です。

資金調達や会社設立で困った時には、お気軽に経営サポートプラスアルファにお問い合わせください。